前回からアイキャッチが変わっております!カメラマン橋本浩史くんが撮ってくれました!
楽譜を使わない音楽の話なんで音楽関連の本の上に座ってお話を聞いてる感じの写真(^^)
素敵です!モデルさんはvono vomnoというバンドでギターとボーカルをしている浦上キョウタくんです!
というわけで、記事に戻ります。(^^;)
相変わらずセカンダリードミナントの「B7」のお話です。
今回も個別にセカンダリードミナントがどんな雰囲気がするのか見てみましょう!(^^ )
B7 → Em7
赤はセカンダリードミナント、青はダイアトニックコード。もうわかりますよね。
Em7はEmでもどちらでもかまいませんよ。
セカンダリードミナントになる前(作り方は前回やりましたよね(ーー ))
Bm7(b5) - Em7
セカンダリードミナントに変身!!
B7 - Em7
毎回言いますがセカンダリードミナントになった方が「次のコードへ進むぞ!」って感じを強くする事ができます。そして次のコードへの「落ち着き感」もアップします。落ち着き感がアップすると次のコードのもともと持ってる雰囲気がさらにアップして聞こえます。
次のコードのEm7は「暗い音」なので「暗い」雰囲気がさらにアップして聞こえちゃいます。どっしりした暗い音なのでAm7と同じく暗さがとっても感じます。
雰囲気がアップするのでB7のコードを弾いた時に「次のコードのEm7は明るい感じのコードだな」ってすでわかっちゃいます。
次回も色々なセカンダリードミナントをみていきましょう!( ̄▽ ̄)
>>> vol.27「D7;セカンダリードミナント」のお話<<<
>>> vol.26「A7;セカンダリードミナント」のお話<<<
>>> vol.25「E7;セカンダリードミナント」のお話<<<
>>> vol.24「セカンダリードミナント:作り方」のお話<<<
>>> vol.20「4つと3つの分析の使い分け」のお話<<<
>>> vol.17「ダイアトニックコード=1M 2m 3m 4M 5 6m 7m(b5)」のお話<<<
>>> vol.16「ダイアトニックコード=ドレミファソラシドで作った和音」のお話<<<
>>> vol.14「調性という音の考え方」と「和音」と「ドとラの音階」のお話<<<
>>> vol.13「ドコモじゃない、音楽理論のツートップ。。」のお話<<<
>>> vol.12「どこから初めても音は必ずある一個の音へ戻るという考え方」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.10「ギリシャと教会のドレミファソラシドの終わりの音」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.9「終わりの音」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.8「教会のドレミファソラシド」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.7「ドレミファソラシドはむしろ後輩だった」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.6「ドレミファソラシドはドレミファソラシドだけじゃない」の音楽へ<<<
>>>vol.5「メロディにメロディを重ねる音楽」の音楽へ<<<
>>>vol.4「メロディのみ」から「メロディ+メロディ」の音楽へ<<<
>>>vol.3「ドレミファより大きいドレミファソラシドの話」<<<
>>>vol.1「音楽は120個の音の組み合わせの話」<<<
写真:橋本浩史
モデル:浦上キョウタ
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1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。
堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究会、東京音楽理論研究大学を主催。
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