調性音楽が世界で受けいられたってことは和音とメロディーの音楽が中心になってきたということです。
そして「ド」と「ラ」の音階の考え方の根底にあるのは「和音」です。
和音を作ってみんな音楽を作ります。そしてジャズやポップスでは和音をコードっていいます。コードや和音って音を2個以上同時にならしたものの事なんです。その中でも3つ以上の音を鳴らすコードがジャズやポピュラーの音楽ではすごく使うんですね。
コードの作り方はドとラの音階を使います。
ドレミファソラシを各コードの最初の音にして、それぞれ一個飛ばしに音を組み合わせると下記のコードができます。これがすごーく大事な基本のコードです。
C(ドミソ)/[読み]シー
Dm(レファラ)/[読み]ディーマイナー
Em(ミソシ)/[読み]イーマイナー
F(ファラド)/[読み]エフ
G(ソシレ)/[読み]ジー
Am(ラドミ)/[読み]エーマイナー
Bm(b5)(シレファ)/[読み]ビーマイナーフラットファイブ
これだけで音楽を作れちゃうんですけど、世の中の多くの音楽がこれを基盤として作っています。そして上記のドレミファソラシドだけでできたコード達をまとめて「ダイアトニックコード」っていいます。
続きはまた次回です!お楽しみに♪
>>> vol.16「ダイアトニックコード=ドレミファソラシドで作った和音」のお話<<<
>>> vol.14「調性という音の考え方」と「和音」と「ドとラの音階」のお話<<<
>>> vol.13「ドコモじゃない、音楽理論のツートップ。。」のお話<<<
>>> vol.12「どこから初めても音は必ずある一個の音へ戻るという考え方」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.10「ギリシャと教会のドレミファソラシドの終わりの音」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.9「終わりの音」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.8「教会のドレミファソラシド」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.7「ドレミファソラシドはむしろ後輩だった」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.6「ドレミファソラシドはドレミファソラシドだけじゃない」の音楽へ<<<
>>>vol.5「メロディにメロディを重ねる音楽」の音楽へ<<<
>>>vol.4「メロディのみ」から「メロディ+メロディ」の音楽へ<<<
>>>vol.3「ドレミファより大きいドレミファソラシドの話」<<<
>>>vol.1「音楽は120個の音の組み合わせの話」<<<
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1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。
堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究会、東京音楽理論研究大学を主催。
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