第9回は引き続きドレミファソラシド外伝です。
「終わりの音」のお話です。
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.8「教会のドレミファソラシド」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.7「ドレミファソラシドはむしろ後輩だった」のお話<<<
>>>ドレミファドラシド外伝 vol.6「ドレミファソラシドはドレミファソラシドだけじゃない」の音楽へ<<<
>>>vol.5「メロディにメロディを重ねる音楽」の音楽へ<<<
>>>vol.4「メロディのみ」から「メロディ+メロディ」の音楽へ<<<
>>>vol.3「ドレミファより大きいドレミファソラシドの話」<<<
>>>vol.1「音楽は120個の音の組み合わせの話」<<<
さて第9回目は引き続きジャズ・ポピュラー理論【番外編!】「ドレミファソラシド外伝 !vol.4」
今回は「終わりの音」です。
前回までは教会のドレミファソラシドのお話でした。
教会のドレミファソラシドは「ギリシャの並び替えたドレミファソラシド」をさらに並び替えて使っていたという話でした。
しかしさらに並び替えたところそこにはもとのドレミファソラシドがお目見え・・・( ̄▽ ̄;)。。。
教会の人達は気づかなかったんでしょうか?
そんなわけではなく、実は「終わりの音」 っていうものが違っているんですね。
それぞれのドレミファソラシドには「終わりの音」があります。
別に呼び方は「始まりの音」でもよいですよ(^^;)
「終わりの音」って何?という話なんですが、
メロディーを作る時に最後に終わる音なんです。
最後に終わる音はメロディーを最初に始める時にも使われやすいのです。例外もありますが・・・(^^;)
例えば元々のドレミファソラシドなら「ド」が「終わりの音」って決まってます。
ギリシャの並び替えたドレミファソラシドの中の、レミファソラシドレなら「レ」が「終わりの音」です。
ミファソラシドレミなら「ミ」が終わりの音です。
どれも最初の音が終わりの音ですね。
解りやすい。(^^ )
最初の音を終わりの音にした方が、それぞれのドレミファソラシドがもってる雰囲気をしっかり出してくれる事に昔の人達はきづいてたんですね。
じゃ教会で追加された4つのドレミファソラシド。
これはどれが終わりの音かというと実は最初の音が終わりの音じゃないんですね。前回を見た方はわかると思いますが、さらに並び替えられたドレミファソラシドに元々のドレミファソラシドがお目見えしてましたよね。
あれは音だけみるとドレミファソラシドなんですが、終わり音が違うのでドレミファソラシドの雰囲気にはならない様になってます。
次回はそれぞれの終わりの音を見て行きます(^^ )
理論の連載っぽいぞー(笑
第10回「ギリシャと教会のドレミファソラシドの終わりの音」のお話
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1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。
堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究会、東京音楽理論研究大学を主催。
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