第7回は前回に引き続きドレミファソラシド外伝です。
「ドレミファソラシドはむしろ後輩だった」のお話です
>>>vol.6「ドレミファソラシドはドレミファソラシドだけじゃない」の音楽へ<<<
>>>vol.5「メロディにメロディを重ねる音楽」の音楽へ<<<
>>>vol.4「メロディのみ」から「メロディ+メロディ」の音楽へ<<<
>>>vol.3「ドレミファより大きいドレミファソラシドの話」<<<
>>>vol.1「音楽は120個の音の組み合わせの話」<<<
さて第7回目の今回は前回からのジャズ・ポピュラー理論【番外編!】2回目「ドレミファソラシド外伝!」
今回も専門用語は使いませんよー!!( ̄▽ ̄)ニヤリ
前回は、「ドレミファソラシドは明るい感じ」がしますが、昔の人達はそれだけじゃなくドレミファソラシドを並び替える事によって「明るい」感じ以外の様々な感じを見つけてドレミファソラシドを使っていたっていうお話でした。
僕らが普段耳にしているドレミファソラシドは生まれた時から自然にあったので、ずっと昔からこの人が祖先だったんだろうなって思っちゃいますよね。
でもドレミファソラシドは音楽の中ではむしろ後輩なんです(^^;)
音楽の歴史では、並び替えられたドレミファソラシドの方が先に使われてました。
例えば「レミファソラシドレ」とかです。
ドレミファソラシドは「メロディとメロディが重なる音楽」がどんどん発達していく過程で人気者になっていきます。なので人気がでるのは大体11世紀以降です。
それでこの並び替えられたドレミファソラシドは、古代から何種類かあったんですけど4世紀頃にはギリシャの人達が名前をつけてしっかり整理して使ってたみたいです。
使っていたのは主にレ・ミ・ファ・ソから初まる4種類ぐらいだと言われてます。(細かく言うと他にありますが・・)
そしてその名前は・・・、
あ、
専門用語は使いませんヨ?( ̄▽ ̄)ニヤリ
なので名前も出せないな〜( ̄▽ ̄)
残念だなー( ̄▽ ̄)
さて、話を先へ進めますね( ̄▽ ̄)
ギリシャの人達が4種類の並び方に名前をつけていたこのギリシャ旋法なんですが・・・・、
あ!!
( ̄▽ ̄;)ギリシャセンポー?
しまったー!!!!!
専門用語使ってしまった・・。
というわけで・・・・、
前回のパターンとは変えてみました( ̄▽ ̄)
で、話が戻ります(^^ )
ドレミファソラシドを並び替えた、「レ」から始まる「レミファソラシドレ」や、「ミ」から始まる「ミファソラシドレミ」など、古代の人達が使っていた「ギリシャ旋法」(4種類の並び替えられたドレミファソラシド達の事)が音楽の次の時代への基盤になっていきます。
古代音楽の次の時代はキリスト教の音楽の時代です。
ギリシャ旋法が引き継がれてパワーアップします。
つまり「ギリシャのドレミファソラシド」から「教会のドレミファソラシド」へと変貌していきます。
次回は教会で使われていたドレミファソラシドです。
もちろん並び替えられているんでドレミファソラシドは使われませんが・・・。
お楽しみに(^^ )
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1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。
堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究会、東京音楽理論研究大学を主催。
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