【連載】Vol.25 楽譜を使わないジャズ・ポピュラー理論「E7:セカンダリードミナント」のお話

0039

 

セカンダリードミナントのE7のお話です。(^^ )前回まではセカンダリードミナントはどんな感じなものか、どうやって作るのかを見てきました。今回はそれぞれのセカンダリードミナントがどんな雰囲気がするのか見てみましょう!(^^ )

 

E7 → Am

赤はセカンダリードミナント、青はダイアトニックコード。もうわかりますよね(^^ )

 

 セカンダリードミナントになる前作り方は前回やりましたよね(ーー ))

 

Em - Am

 

 

セカンダリードミナントに変身!!

E7 - Am

 

セカンダリードミナントになる前となった後です。なった後の方が雰囲気が暗く感じちゃうんです。

 

セカンダリードミナントにすると次のコードへの「落ち着き感」がアップします。なのでより落ち着いたなーって感じするんです。次のコードはAmの暗いコードだから暗いコードへの雰囲気がアップしてより暗く聞こえちゃいます。細かくいうと、E7を弾いた瞬間に「次のコードは暗いコードだな」ってわかっちゃうくらいです。

 

 

E7はとっても暗いコードを演出してくれます。くらーい雰囲気を演出するのにビシっとしてくれます。そんなE7。。

 

次回からもセカンダリードミナントをみていきましょう!( ̄▽ ̄)

 

 

>>> vol.24「セカンダリードミナント:作り方」のお話<<< 

>>> vol.23「セカンダリードミナント」のお話<<< 

>>> vol.22「長めの曲を分析に挑戦」のお話<<< 

>>> vol.21「6がくっついた和音」のお話<<< 

>>> vol.20「4つと3つの分析の使い分け」のお話<<< 

>>> vol.19「音が4つのコード」のお話<<< 

>>> vol.18「初めての曲分析。。。」のお話<<<

>>> vol.17「ダイアトニックコード=1M 2m 3m 4M 5 6m 7m(b5)」のお話<<< 

>>> vol.16「ダイアトニックコード=ドレミファソラシドで作った和音」のお話<<<

>>> vol.15「調性以外の音の考え方」のお話<<<

>>> vol.14「調性という音の考え方」と「和音」と「ドとラの音階」のお話<<<

>>> vol.13「ドコモじゃない、音楽理論のツートップ。。」のお話<<<

>>> vol.12「どこから初めても音は必ずある一個の音へ戻るという考え方」のお話<<< 

>>> vol.11「和音の音楽の登場」のお話<<<

>>>ドレミファドラシド外伝 vol.10「ギリシャと教会のドレミファソラシドの終わりの音」のお話<<<

>>>ドレミファドラシド外伝 vol.9「終わりの音」のお話<<<

>>>ドレミファドラシド外伝 vol.8「教会のドレミファソラシド」のお話<<< 

>>>ドレミファドラシド外伝 vol.7「ドレミファソラシドはむしろ後輩だった」のお話<<< 

>>>ドレミファドラシド外伝 vol.6「ドレミファソラシドはドレミファソラシドだけじゃない」の音楽へ<<<

>>>vol.5「メロディにメロディを重ねる音楽」の音楽へ<<<

>>>vol.4「メロディのみ」から「メロディ+メロディ」の音楽へ<<<

>>>vol.3「ドレミファより大きいドレミファソラシドの話」<<<

>>>vol.2「ドレミファの話」<<<

>>>vol.1「音楽は120個の音の組み合わせの話」<<<

 

 

 

 

———————————————————————————————————————

img07 金子将昭  Masaaki Kaneko

  www.masaaki-kaneko.com

1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。

大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。

堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。

音楽理論の研究会、東京音楽理論研究大学を主催。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.