前回は音楽で作る音は120個ってところまでお話しました。
第2回の今回はドレミファソラシドの話。
>>>vol.1「音楽は120個の音の組み合わせの話」<<<
さてドレミファソラシドの話をするのですが、
実はいきなりドレミファソラシドはでてこないのです(^ ^ ;)
そこでまずは半分のドレミファの話からなのです。。。
専門的にいうとテトラコルドとかテトラコードの話・・・。
ドーレーミ~、ドーレーミ~
ピアノで弾けば音の高さが3つとも違ってますよね。
だから音にド、レ、ミって名前がついてます(^^ )
同じ高さだったら3つとも名前は全部ドですね(^^;)
それである人がドーファ(ドからピアノの白鍵盤を2つ飛ばして歌ってみましょう)って
歌ってみたら
「コレ結構歌いやすくね?」
ってことに気づきました。
もちろん元となったこのドーファの音はどこから来たの?って話になるわけですが、「東方の国からなんらかの形で受け継いだのだろう」と言われています。つまりはっきりしていないと・・・( ̄  ̄;)
それでそのドーファはキープしてその間の音を色々埋めてみました。
ある時はドーレbーミーファ。
ある時はドーレーミbーファ。
そしてある時はドードとレbの間の音ーレbーファ。
とか。
「ド」と「レb」の間の音ってなんだ?って話なんですが、
ピアノの鍵盤だと「ド」の次は「レb」ですよね。鍵盤一個分です。
昔はまだピアノがなかったので弦楽器が主流でした。
それでピアノで表せない音程が結構使われてたんですね。
それで「ド」と「レb」の間の音(ピアノにはない音)を使ってドーファの間を埋めてました。
ドーファを埋め尽くしたら今度はソードの間も同じような事をやり始めました。
そうなってくると今度考えつくのは・・・。
そう合体です。
「ドーファ」チームと「ソード」チームを合体させるんです。
ドリームチームのようなすごい事です。
知的に言うとを小完全音列です。
ポップに言うとドリームチームですね。
さて、次回はドリームチームの小完全音列の話です。
>>>vol.3「ドレミファより大きいドレミファソラシドの話」<<<
>>>vol.1「音楽は120個の音の組み合わせの話」<<<
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1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。
堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
私はもちろん音階練習をしますが、ちょっと変わっていて音階練習の時間にテトラコードを練習します。
長音階の最後の音が4つあって、そのうち2,3個目の音を半音下げたりして練習します。
指番号は、音階練習に還元出来るように考えて振っておきます。
そうしたら、繰り返し練習します。
すると、モーツアルトの交響曲ハ長調ジュピターの出だしに聴こえてくるのです。(笑)
音階練習よりも飽きませんし、最初から音階練習するよりも効率が良いと思っています。