【コード進行の作曲法 LV.10】「Dm こいつに頼めば丸く収まる」最初に覚えるコード達編(全5回)

kukilemo

 

(第2章)作曲の門を叩いてみる編(全5回)

LV.13「ここまで覚えたコードのまとめ」

LV.12「Bm(b5) 変わり者で曲者」

LV.11「Em 雰囲気を変えてくれるすごい奴」

LV.10「Dm こいつに頼めば丸く収まる」

LV.9「Am 頼りになる兄貴分」

 

 (第1章)ゼロからのスタート編(全8回)

 

 

今回は「Dm こいつに頼めば丸く収まる。」のお話。

 

まずは家族コードの確認。

 

Cの家族(C家) 

CDm・Em・FGAm・Bm(b5)

 

7人です。灰色はすでに習った方々です。青はまだ習っていない仲間。そして赤が今回新しく仲間になる方です。では今回の新しい仲間をお呼びします。

 

Dm(ディーマイナー)」です。!

 

 

(≡▽≡)ゝ (‘ ‘ )おおー///

 

 

ちなみに役割はFと同じ「子」です。大事な役割チェック、はずさないように。(ーー;)

 

Dmはどんな特徴をもっているかというと、まず、「G」は「C」に進みたがる習性があります。この習性を「落ち着きシステム」といいます。これめちゃくちゃ大事なんで覚えておきましょう。

そしてその落ち着き方をよりスムーズにするのが「Dm」です。なので困ったら「G」と組み合わせておけば丸く収まります。

 

さて、では組み合わせて行きましょう。前回の最初に覚えるコードの組み合わせ」から一つ進めてAmをまずプラスします。

 

C – F – G – C

C – Am – F – G

 

コードを組み入れるときは基本的には「3つの役割」と「4の法則」を守れば基本的にはどこに入れても良いんでしたよね(^^ )  

 

ではDmを入れてみます。

C – Am – F – G

C – Am – Dm – G

 

FとDmが同じ役割なんで入れ替えてみました。他にもやってみましょう。

 

C – F – Dm – G

 

できあがりです。この「Fの次にDm」っていう組み合わせはよく使うので騙されたと思って覚えておきましょう。

 

次は応用です。家族コードを使ってるので最初が「C」である必要はありませんよ。

 

Dm – G – C – C

 

これはマルーン5のサンデイモーニングって曲の進行と同じです!

 

さてさて、次回はまた増えますよ〜(^^ )

 

 

LV.11 「Em 雰囲気を変えてくれるすごい奴。」 

 

 


 

kanekomasaaki

 金子将昭  Masaaki Kaneko

http://www.masaaki-kaneko.com/

1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業入学時ギター専攻だったが、19歳を前に経験ゼロのピアノを始める事を決意し2年次よりジャズピアノ科に転専攻する。現在は、サポート仕事と和風なジャズを演奏する自己の音楽活動と並行しながら、日本初の音楽理論Webマガジン「サークル」編集長、合同会社 前衛無言禅師(ぜんえいむごんぜんじ) 代表社員、東京音楽理論研究大学主催、音楽共有アプリ「lepot」の開発、ミュージシャンシェアリング企画「1A1L(ワンエーワンエル)」プロジェクト推進、フリーランス向けの確定申告サイト運営など多岐に渡る。

 

kiriremo

<アイキャッチのイラスト>くきれも

制作環境: OS:Windows Vista,7

アプリケーション:CLIP STUDIO

明るくポップなイラストを描いています。一枚の絵でも前後のストーリーが見えるようなイラストを描くよう心がけています。ご依頼やお問い合わせのご連絡はこちらまで。(またはkukilemo[★]gmail.comの[★]を@にかえてお送りください。)

 

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