セカンダリードミナントのA7のお話です。（＾＾ ）今もはそれぞれのセカンダリードミナントがどんな雰囲気がするのか見てみましょう！（＾＾ ）
A7 → Dm7
赤はセカンダリードミナント、青はダイアトニックコード。もうわかりますよね（＾＾ ）
Dm7はDmでもどちらでもかまいませんよ（＾＾）
セカンダリードミナントになる前（作り方は前回やりましたよね（ーー ））
Am - Dm
セカンダリードミナントに変身！！
A7 - Dm
セカンダリードミナントになる前となった後です。セカンダリードミナントになった方が「次のコードへ進むぞ！」って気持ちが強く感じますね（＾＾）
セカンダリードミナントにすると次のコードへの「落ち着き感」がアップします。これも前回のE7の時と似ていて、次のコードはDmの暗いコードだから暗いコードへの雰囲気がアップしてより暗く聞こえちゃいます。
E7の時にAmがそういう感じがしたように、A7のコード弾いた時も「次のコードのDmは暗いコードだな」ってわかっちゃいます。但し、E7の時ほど暗くは感じません。
なぜかというと、Amは暗いコードですが落ち着き感がたっぷりあるコードだから暗い感じが強いんですね。Dmは暗いコードですけど「他にも行ってみようかな感」が含まれているのでAmに比べると暗い感じは少ないんです。
次回もセカンダリードミナントをみていきましょう！（￣▽￣）
＞＞＞ vol.25「E7；セカンダリードミナント」のお話＜＜＜
＞＞＞ vol.24「セカンダリードミナント：作り方」のお話＜＜＜
＞＞＞ vol.20「４つと３つの分析の使い分け」のお話＜＜＜
＞＞＞ vol.17「ダイアトニックコード＝1M 2m 3m 4M 5 6m 7m(b5)」のお話＜＜＜
＞＞＞ vol.16「ダイアトニックコード＝ドレミファソラシドで作った和音」のお話＜＜＜
＞＞＞ vol.14「調性という音の考え方」と「和音」と「ドとラの音階」のお話＜＜＜
＞＞＞ vol.13「ドコモじゃない、音楽理論のツートップ。。」のお話＜＜＜
＞＞＞ vol.12「どこから初めても音は必ずある一個の音へ戻るという考え方」のお話＜＜＜
＞＞＞ドレミファドラシド外伝 vol.10「ギリシャと教会のドレミファソラシドの終わりの音」のお話＜＜＜
＞＞＞ドレミファドラシド外伝 vol.9「終わりの音」のお話＜＜＜
＞＞＞ドレミファドラシド外伝 vol.8「教会のドレミファソラシド」のお話＜＜＜
＞＞＞ドレミファドラシド外伝 vol.7「ドレミファソラシドはむしろ後輩だった」のお話＜＜＜
＞＞＞ドレミファドラシド外伝 vol.6「ドレミファソラシドはドレミファソラシドだけじゃない」の音楽へ＜＜＜
＞＞＞vol.5「メロディにメロディを重ねる音楽」の音楽へ＜＜＜
＞＞＞vol.4「メロディのみ」から「メロディ＋メロディ」の音楽へ＜＜＜
＞＞＞vol.3「ドレミファより大きいドレミファソラシドの話」＜＜＜
＞＞＞vol.1「音楽は１２０個の音の組み合わせの話」＜＜＜
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金子将昭 Masaaki Kaneko
1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが２年次よりピアノ科へ転専攻し１９歳よりピアノを始める。
堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究会、東京音楽理論研究大学を主催。
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