【連載】Vol.10 「コントラバスの形 編」コントラバスとは?

kontorabasu

お待たせ致しました。

今回は記念すべき第10回です。いつも見てくださってありがとうございます!!

今回はコントラバスの形について見て行きたいと思います。この連載中も小出しにしてきてはいますが、コントラバスの形にも違いがあります。ボディーのくびれのところの形によって、

ガンバシェイプ

バイオリンシェイプ

ブゼットシェイプ

ピアーシェイプ

に分けられます。
まず一般的なのがガンバシェイプです。第一回でも登場した画像です。

ガンバ
くびれ(Cバウツといいます)のところの両端(コーナー)の形を覚えておいてください。

次がバイオリンシェイプです。

Violin
バイオリンシェイプの場合はコーナーが飛び出ていますね。第一回でも軽く触れていますが、これはバイオリン族の特徴です。コントラバスもそれに合わせてみたのがこのバイオリンシェイプです。

個人的にはこちらの形の方が好みです。僕の楽器もバイオリンシェイプなのですが、このコーナーのところが欠けやすいのがネックですね…(笑)ほとんどのコントラバスがガンバシェイプとバイオリンシェイプです。以下の2つの形はあまり見かけません。

ブゼットシェイプがこちらです。

Busetto
下のコーナーが丸く出ていますね。1600年代にブゼットさんという方がこの形のコントラバスを作ったのですが、それがこの形の名前の由来となっています。ブゼットさんの楽器はまだ残っていて、今は日本人の方が持っているようです。まだ残っているというのが驚きですね!

次はピアーシェイプです。ここ最近の記事でコントラバス製作の説明に使っていた写真を覚えていますか? あの楽器がピアーシェイプです。

Pear
これは一番特殊な形をしてるんじゃないでしょうか?かなり奇妙ですね。僕はこの形が結構怖く感じてしまいます。子供だったらこの写真見たら眠れなくなります(笑)

この形はブゼットシェイプより稀でなかなかお目にかかることができず、まだ僕も実物は1回しか見たことがありません。

 

いかがでしたでしょうか。

よくエレキギターは色々な形が取り上げられていますよね。コントラバスも少ないですがバリエーションはあります。ネック2本の連弾?用のコントラバスとかも出たら面白いですね(笑)

今回も読んでくださってありがとうごさいました。

 

Vol.9「スクロールの裏の彫刻編」

Vol.8「組み立てとスクロール&ネック編」 

Vol.7「表板制作(2)」

Vol.6 「表板制作(1)」

Vol.5 「裏板制作」

Vol.4 「側板制作」

Vol.3 「ジャーマンボウとフレンチボウ」

Vol.2「 ヴィオラ・ダ・ガンバ」

Vol.1 「コントラバスとチェロの違い」

 

参考

http://bresque.studio205.net.au/
http://www.a440violinshop.com/
http://www.cozio.com/luthier.aspx?id=88

 

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鈴木元(すずきはじめ)

洗足学園音楽大学ジャズコース入学を機にコントラバスを始める。 藤原清登氏、佐藤ハチ恭彦氏にコントラバスを師事。

大学入学時より演奏活動を開始し、様々な場で活動を行う。 大学ではビッグバンドなども経験し、第42回山野ビッグバンドコンテストで5位入賞。

2011年Taipei International Jazz festivalをはじめ国内外のジャズフェスティバルにも出場。

洗足学園音楽大学で優秀演奏者賞を獲得し、同大学を首席で卒業。

都内・神奈川などで演奏活動・作編曲・レッスンなどで活動中。

 

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