[第3章]コード進行の組み合わせ技編(全9回)
LV.17「となり同士+2つの役割=おしゃれなコードの組み合わせ」
今回は今までいっていた「3つの役割」ではないやり方、「2つの役割」で曲を作ります。
あんなに3つで作れっていってたのにねぇ・・・( ̄▽  ̄;)
さ、さて、まずは家族コードです。役割チェック!
Cの家族コード
C(母)・Dm(子)・Em(母)・F(子)・G(父)・Am(母)・Bm(b5)(父)
前回は、「となり同士」での組み合わせの話でした。そしてそれは初めるコードによっては役割が3つ入らず、今までの話ならちょっといけない作り方でした。
Fから全部順番につなげてみると、3種類の役割が入る(^^ )
C・Dm・Em・F(子)・G(父)・Am(母)・Bm(b5)(父)
が、Cから始めると役割が2種類までしか入りません。
C(母)・Dm(子)・Em(母)・F(子)・G・Am・Bm(b5)
この「となり同士」+「2つの役割」で作るってパターンは結論からいうとOKなんです。そしてのこれの一番良いところは、すごくおしゃれに感じるところです。
つまり、となり同士+2つの役割=おしゃれです。おしゃれな組み合わせを目指す時はこの公式を当てはめましょう(^^;)
2つの役割で使ってる組み合わせは色々ありますが、有名な組み合わせを紹介します♪
F(子)-Em(母)-Dm(子)-C(母)
この組み合わせはよく使用されている「おしゃれの代表」です。有名な曲はミニリパートンのLovin`youです。イントロや最初の歌部分「ラービユー♪」のところはその組み合わせを使ってます。
2つの役割だけだとそんな組み合わせができます(^^ )
金子将昭 Masaaki Kaneko
http://www.masaaki-kaneko.com/
1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業入学時ギター専攻だったが、19歳を前に経験ゼロのピアノを始める事を決意し2年次よりジャズピアノ科に転専攻する。現在は、サポート仕事と和風なジャズを演奏する自己の音楽活動と並行しながら、日本初の音楽理論Webマガジン「サークル」編集長、合同会社 前衛無言禅師(ぜんえいむごんぜんじ) 代表社員、東京音楽理論研究大学主催、音楽共有アプリ「lepot」の開発、ミュージシャンシェアリング企画「1A1L(ワンエーワンエル)」プロジェクト推進、フリーランス向けの確定申告サイト運営など多岐に渡る。
<アイキャッチのイラスト>くきれも
制作環境: OS:Windows Vista,7
アプリケーション:CLIP STUDIO
明るくポップなイラストを描いています。一枚の絵でも前後のストーリーが見えるようなイラストを描くよう心がけています。ご依頼やお問い合わせのご連絡はこちらまで。(またはkukilemo[★]gmail.comの[★]を@にかえてお送りください。)
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