今年音大を卒業した若きジャズピアニスト永吉俊雄がお送りする「初めての人のための、アドリブ処方箋『ツーファイブって?』」!
「コードトーンのみを使う」
今回もツーファイブでフレーズを作っていきますよー!!
第1回、第2回では拍の表にコードトーンを配置して、
裏拍はコードトーンを半音や全音で修飾するような音を配置する。
というようなアイデアでフレーズを作ってきました。
今回はもっと簡単、
コードトーンしか使いません!!(どん!!
拍の表も裏もコードトーンオンリー。
裏拍も、表拍を修飾するような動きにする必要はありません。
コードトーンを確認しましょう。
Dm7のコードトーンはレ ファ ラ ド
G7のコードトーンはソ シ レ ファ ですよ!
譜面の音を耳で確認!
(レファラド)1357や7531(ドラファレ)などの一番近いコードトーンをたどったアルペジオ(分散和音)はコード感を出すのにとても有効です。
譜面の音を耳で確認!
2小節のツーファイブではコードトーンのみだと間が持ちにくいため、リズムを工夫しましょう。
え?あんまりジャズっぽくない?
というわけで次回はジャズっぽさの秘訣、「テンション」を含めたアルペジオ!お楽しみに!!
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永吉俊雄 Toshio Nagayoshi
6歳からクラシックピアノをはじめる。
高3でビル・エヴァンスのピアノに衝撃を受け、ジャズピアノに転向、洗足学園音楽大学ジャズコースに入学、在学時はピアノを元岡一英氏に師事。
2013年3月に卒業し、現在都内近郊ジャズバー、ライブハウスなどで活動中。
ブログで「きょうのツーファイブ」を連載中、こちらも要チェック!
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