【ニュース】クラシック音楽で集中力は上がるとは限らない

 

Orchestra

 

ポータブルミュージックプレイヤーや、ストリーミングサービスが浸透したことで、多くの人が職場で音楽を聞くようになりました。 全員がそうではありませんが、シェフィールド大学では全体の約77%にのぼると見積もっています。音楽を聞くことで本当に生産性は上がるのでしょうか?

 

http://www.cityam.com/article/1395881931/how-music-can-boost-productivity

誰しもモーツァルトなどのクラシック音楽を聞いて集中力などを上げようとしている人を見たことがあると思います。1993年に科学雑誌NATUREに掲載された研究では、モーツァルトのソナタを聞いた直後に一時的ではありますが空間推論能力がかなり上昇したと結論付けられています。

 

しかし、その後の研究ではクラシック音楽と生産性の向上の関係性が証明できず、今ではその効果は信憑性のないものとされています。クラシック音楽を職場で聞いても意味が無いのなら、音楽を聞くことで何もプラスになることがないのでしょうか?

 

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これを受け、マイアミ大学のTeresa Lesiuk助教授はソフトウェア開発者を対象に研究を行いました。それによれば、音楽を聞くことで前向きになり、創造性と仕事のスピードが上がったそうです。

 

生産性を上げるのが、特定の音楽家やジャンルではなく、この”前向きな状態”だとすると音楽の種類は重要ではないのです。ある人にとってはボブ・マーリーかもしれませんし、ある人にはビリー・ホリデーかもしれません。

 

ある程度までは好きな曲であれば生産性は上がるそうです。しかしオハイオ・ハイウェスリアン大学の研究によれば、ロックなどのアグレッシブな音楽の場合は、読解能力や暗記能力に悪影響があるようです。脳が一度に集中できることには限りがあり、ヘビーメタルやアグレッシブなラップなどを聞くと処理能力が低下してしまうのです。

 

誰々の曲がいいなどと言われますが、それを曲を選ぶ際に考えてもあまり意味がないのです。好きな音楽を聞いてから仕事に望むといいでしょう。

 


何かをしながらではなく、何かをする前に音楽を聞くと効果があるのかもしれませんね。 確かに作業中にメタルとかが流れていたらなかなか集中できないかもしれませんね…(笑)


レーベルサイト立ち上げました。
今後音楽等のコンテンツを配信していく予定です。

http://hajime-suzuki.com

 

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鈴木元(すずきはじめ)

洗足学園音楽大学ジャズコース入学を機にコントラバスを始める。 藤原清登氏、佐藤ハチ恭彦氏にコントラバスを師事。

大学入学時より演奏活動を開始し、様々な場で活動を行う。 大学ではビッグバンドなども経験し、第42回山野ビッグバンドコンテストで5位入賞。2011年Taipei International Jazz festivalをはじめ国内外のジャズフェスティバルにも出場。

洗足学園音楽大学で優秀演奏者賞を獲得し、同大学を首席で卒業。

 

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