家族ごっこコード（セカンダリードミナント）を個別に見ていくシリーズ第三弾！今回は「D7」です！
ちなみに出来上がりはこうです。
D7 → G7
赤はセカンダリードミナント（家族ごっこコード）、青はダイアトニックコード（家族コード。ちなみにG7は「G」でも良いですよ）。
では作って行きましょう。（作り方はこちらの回をどうぞ！）
1:まずは家族コードを並べます。
C Dm Em F G7 Am Bm7(b5) C
2:D7を使いたいのでDがくっついてるコードを探します。
C Dm Em F G7 Am Bm7(b5)
3:そのコードから３つ目のコードを探します。
C Dm Em F G7 Am Bm7(b5)
(Bm7(b5)とCとで一周回ってDmが３つ目です。)
4:Amを７をくっつけただけのコードに変化させると出来上がり！
D7 - G7
家族ごっこコードになる前
Dm - G7
なった後
D7 - G7
家族ごっこコードは「家族コードにあった「落ち着きシステム」を他でもやってみようぜ」ってことのなので、使ってないときに比べて当然「落ち着き感」がアップします。落ち着き感がアップするってことはつながりが強くなるってことです。（絆！）
つながりが強くなると家族ごっこコードを弾いた段階で、すでに次のコードの雰囲気が漂ってきます。
今回の例の次のコードのG7は、明るめなコードです。だからD7を弾いた段階で「次のコードは明るめなコードだな」ってわかっちゃいます。
ちなみに家族ごっこコード（セカンダリードミナント）にしてつながりを強くさせると、次のコードに進みたがる感も増えるので次のコードの存在感を増やすことができますよ。
家族コードの「落ち着きシステム」を真似してみる家族ごっこコード。いかがでしたか？
次回も家族ごっこコードをみていきましょう！（￣▽￣）
金子将昭 Masaaki Kaneko
1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが２年次よりピアノ科へ転専攻し１９歳よりピアノを始める。
大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究する東京音楽理論研究大学を主催。
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