【コード進行の作曲法 LV.4】「小節と拍」ゼロからのスタート編(全8回)

kukilemo

コードだけで学ぶ作曲理論

 

ゼロからのスタート編(全8回)

LV.8「最初に覚えるコードの組み合わせ」

LV.7「家族コード」

LV.6「家」

LV.5「4の法則」

LV.4「小節と拍」

LV.3「3つのコードの組み合わせ」

LV.2「3つの役割」

LV.1「CFGの話」

 

今回は「小節と拍」です。

さて、皆さんが聞いてる曲ってほとんどが「4の法則」で作られています。

その4で作られている部分は何かというと、「小節(しょうせつ)」「拍(はく)」です。

 

まずは「拍」の話からです。とは・・・

 

まずコードを一回じゃ〜んと鳴らします。

(是非鳴らしてみてください(^^))

・・・。

 

「じゃ、次のコードいつ弾く?」

 

「ん〜、じゃこの辺で、じゃら〜ん。」

 

「次は?」

 

「この辺で、じゃら〜ん。」

 

これを続けているとテンポよくいきません。

そこで最初弾いたコードから次のコードまでを誰にでもわかるように数字で数える事にしました。

 

 

・2・3・4(1でCをじゃらん、次の1まで待つ・・)

・2・3・4(1でFをじゃらん、次の1まで待つ・・)

・2・3・4(1でGをじゃらん、次の1まで待つ・・)

・2・3・4(1でCをじゃらん、次の1まで待つ・・繰り返す)

 

この数えてる数字が「拍」です。

 

時間は1秒、2秒と数えますが、音楽の中の秒は1拍、2拍というように数えます。

(1拍です。1だと旅館です。誰ですか、間違えたのは。)

 

(ただし1秒と1拍の長さは同じじゃないですよ。音楽の1拍は色々な長さがあります。これは後ほど。)

 

 

拍があって、それを数えればみんな同じテンポで弾けます。

聞いてる人も、いつ次のコードが鳴るかわかるので安心して聞けますね。 

 

1・2・3・4と拍を数える事はわかりましたこれが「4の法則」なのかというと違います。

4の法則は「拍」よりももう一段階大きい単位の「小節」で登場します。

 

この「拍」より大きい単位の「小節」は時間でいうところの「分」です。

 

時間は1.2.3・・60秒で「分」というように「分」にまとめます。

音楽は1.2.3.4と4まで拍を数えたらその「1.2.3.4」を「小節」という単位でまとめます。

そしてまた1.2.3.4と数えたら「小節」です。

 

 

小節と拍はわかりましたか??

 

次回はついに「4の法則」です(^^)

 

LV.5「4の法則

 


kanekomasaaki

 金子将昭  Masaaki Kaneko

http://www.masaaki-kaneko.com/

1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業入学時ギター専攻だったが、19歳を前に経験ゼロのピアノを始める事を決意し2年次よりジャズピアノ科に転専攻する。現在は、サポート仕事と和風なジャズを演奏する自己の音楽活動と並行しながら、日本初の音楽理論Webマガジン「サークル」編集長、合同会社 前衛無言禅師(ぜんえいむごんぜんじ) 代表社員、東京音楽理論研究大学主催、音楽共有アプリ「lepot」の開発、ミュージシャンシェアリング企画「1A1L(ワンエーワンエル)」プロジェクト推進、フリーランス向けの確定申告サイト運営など多岐に渡る。

 

kiriremo

<アイキャッチのイラスト>くきれも

制作環境: OS:Windows Vista,7

アプリケーション:CLIP STUDIO

明るくポップなイラストを描いています。一枚の絵でも前後のストーリーが見えるようなイラストを描くよう心がけています。ご依頼やお問い合わせのご連絡はこちらまで。(またはkukilemo[★]gmail.comの[★]を@にかえてお送りください。)

 

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