【コード進行の作曲法 LV.5】「4の法則」ゼロからのスタート編(全8回)

kukilemo 

コードだけで学ぶ作曲理論 

 

ゼロからのスタート編(全8回)

LV.8「最初に覚えるコードの組み合わせ」

LV.7「家族コード」

LV.6「家」

LV.5「4の法則」

LV.4「小節と拍」

LV.3「3つのコードの組み合わせ」

LV.2「3つの役割」

LV.1「CFGの話」

 

前回『「4の法則」は小節と拍で使います』と話しました。さて、それでは使って行きましょう。

 

まず1小節ごとにコードを1回弾くと決めます。

 

拍を1,2,3,4と数えたら1小節ですよね。前回の復習です^^。

(小節と拍が初めましてな方は前回の「小節と拍の話」をどうぞ^^)

 

1小節の度に「じゃらん」と1回コードを鳴らします。

そして最初にCを弾くとしたら、その後は3つの役割の法則でFやGを一回ずつ弾きます。 

そしたらコードが3つ並びますね。

 

例えば、

 

C―F―G

 

とか、

 

C―G―F

 

といった感じ。

 

先ほど一小節に一つコードを弾くって決めましたよね。

出来上がったこの組み合わせをひとまとまりに繰り返すと、

 

【C・G・F(3小節)】

【C・G・F(3小節)】

 

とそれぞれコードが3つあるので3小節ずつ。

しかしこれを繰り返すとなんだか変な感じがします。

しっくりこないですね・・。

 

そこで「4の法則」小節を4小節に変化させます。

 

【C・G・F・F4小節)】

【C・G・F・F4小節)】

 

そうするとなんだがしっくりきちゃいます。とっても不思議です(^^;)

この際そんな事は考えずにどんどん曲を弾いていきましょう( ̄▽ ̄;)

 

音楽って拍を数える時に4まで数えたり、小節を4にしたりするとなんだかしっくり来ちゃうんですよね。

これが4の法則です。

 

さて次回はつぎの話へ進みます。

次回は「家」です。

 

 

LV.6「家」へ

 

 


kanekomasaaki

 金子将昭  Masaaki Kaneko

http://www.masaaki-kaneko.com/

1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業入学時ギター専攻だったが、19歳を前に経験ゼロのピアノを始める事を決意し2年次よりジャズピアノ科に転専攻する。現在は、サポート仕事と和風なジャズを演奏する自己の音楽活動と並行しながら、日本初の音楽理論Webマガジン「サークル」編集長、合同会社 前衛無言禅師(ぜんえいむごんぜんじ) 代表社員、東京音楽理論研究大学主催、音楽共有アプリ「lepot」の開発、ミュージシャンシェアリング企画「1A1L(ワンエーワンエル)」プロジェクト推進、フリーランス向けの確定申告サイト運営など多岐に渡る。

 

kiriremo

<アイキャッチのイラスト>くきれも

制作環境: OS:Windows Vista,7

アプリケーション:CLIP STUDIO

明るくポップなイラストを描いています。一枚の絵でも前後のストーリーが見えるようなイラストを描くよう心がけています。ご依頼やお問い合わせのご連絡はこちらまで。(またはkukilemo[★]gmail.comの[★]を@にかえてお送りください。)

 

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