コードだけで学ぶ作曲理論
ゼロからのスタート編(全8回)
前回『「4の法則」は小節と拍で使います』と話しました。さて、それでは使って行きましょう。
まず1小節ごとにコードを1回弾くと決めます。
拍を1,2,3,4と数えたら1小節ですよね。前回の復習です^^。
(小節と拍が初めましてな方は前回の「小節と拍の話」をどうぞ^^)
1小節の度に「じゃらん」と1回コードを鳴らします。
そして最初にCを弾くとしたら、その後は3つの役割の法則でFやGを一回ずつ弾きます。
そしたらコードが3つ並びますね。
例えば、
C―F―G
とか、
C―G―F
といった感じ。
先ほど一小節に一つコードを弾くって決めましたよね。
出来上がったこの組み合わせをひとまとまりに繰り返すと、
【C・G・F(3小節)】
【C・G・F(3小節)】
とそれぞれコードが3つあるので3小節ずつ。
しかしこれを繰り返すとなんだか変な感じがします。
しっくりこないですね・・。
そこで「4の法則」で小節を4小節に変化させます。
【C・G・F・F(4小節)】
【C・G・F・F(4小節)】
そうするとなんだがしっくりきちゃいます。とっても不思議です(^^;)
この際そんな事は考えずにどんどん曲を弾いていきましょう( ̄▽ ̄;)
音楽って拍を数える時に4まで数えたり、小節を4にしたりするとなんだかしっくり来ちゃうんですよね。
これが4の法則です。
さて次回はつぎの話へ進みます。
次回は「家」です。
金子将昭 Masaaki Kaneko
http://www.masaaki-kaneko.com/
1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業入学時ギター専攻だったが、19歳を前に経験ゼロのピアノを始める事を決意し2年次よりジャズピアノ科に転専攻する。現在は、サポート仕事と和風なジャズを演奏する自己の音楽活動と並行しながら、日本初の音楽理論Webマガジン「サークル」編集長、合同会社 前衛無言禅師(ぜんえいむごんぜんじ) 代表社員、東京音楽理論研究大学主催、音楽共有アプリ「lepot」の開発、ミュージシャンシェアリング企画「1A1L(ワンエーワンエル)」プロジェクト推進、フリーランス向けの確定申告サイト運営など多岐に渡る。
<アイキャッチのイラスト>くきれも
制作環境: OS:Windows Vista,7
アプリケーション:CLIP STUDIO
明るくポップなイラストを描いています。一枚の絵でも前後のストーリーが見えるようなイラストを描くよう心がけています。ご依頼やお問い合わせのご連絡はこちらまで。(またはkukilemo[★]gmail.comの[★]を@にかえてお送りください。)
Leave a Reply