[第5章]コードの長い組み合わせ編(全3回)
今回は「コードの数。32個。」です。32個も使うと一曲分の数です。作曲者の仲間入りです。
コードをグループ分けする
C(母) – F(子) – Bm(b5)(父) – Em(母)
Am(母) – Dm(子) – G(父) – C(母)
Dm(子) – Dm(子) – Em(母) – Em(母)
F(子) – F(子) – G(父) – G(父)
C(母) – F(子) – Bm(b5)(父) – Em(母)
Am(母) – Dm(子) – G(父) – C(母)
F(子) – Bm(b5)(父) – Em(母) – Am(母)
Dm(子) – G(父) – C(母) – C(母)
32個になってくると、コード一個ずつを考えるのではなく、8個で一つのグループで捉えるのが大事だったりもします。なので8個ごとに間を空けて記載してあります。
それで、なぜグループに分けるかというと、32個もあるとコードの組み合わせに飽きてくるんですね。なのでグループ単位で雰囲気を変えていくと全体として良く響くんですね。前回の1個のコードを長く使うっていうのと同じ応用技です(^^)
この時、雰囲気を変えるのに役立つのがコードの持っている「役割」なんです。
『最初のグループは「母」の役割ではじまったから次のグループは「子」の役割にしよう』という感じでグループごとに変えていきます。
そうすると全体の雰囲気が飽きなくなります。例でも「母」と「子」で分けてます。ちょっとしたコツなので覚えておくと便利ですよ(^^)
そして次回は64個!・・・・はやりません。。次回は第6章です!
金子将昭 Masaaki Kaneko
1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。
大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究する東京音楽理論研究大学を主催。
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