第15回「ペンタトニックからの脱却その7 “バックのコード進行に別のアルペジオを当てる”その2」
もう12月。あっという間に1年終わってしまいますね。個人的にはかなり激動の1年になりそうですが、気を抜かず突き進みます!というわけで今月も行ってみましょう!
今回も前回の続きで、バックのコード進行に別のアルペジオを当てるという手法の続きを解説していきます
この音使いでソロを弾くともはやペンタトニック臭さはほぼ無くなるといってもよいかもしれませんが、さらにヴァリエーションをつける事で、かなり強烈な響きを作ることができます
そんな感じで今月はちょっと派手目なフレーズをご紹介していきます!
では早速譜例を。
今回はバックのコードにAm(ドリアンモード)を想定しています
Ex-1
この譜例も前回と同じ解釈でバックのコードAm上に様々なアルペジオを乗せています。というわけで早速簡単にアルペジオを分析していきましょう!
Amに対してどういったインターバルになるのか以下に書いてみます
Am (Root、3rd、5th)
G 7th、2nd、4th)
Em (5th、7th、2nd)
Gbm7-5 (6th、Root、3rd、5th)
このように全く違うアルペジオを当てると、バックのコードに対するテンション祭りになるわけですね。結果ダイアトニック上のコードアルペジオであればかなり面白い響きとして使うことができるということです。
この手法を使うとフレーズにかなりのバリエーションを作ることができますので、ぜひ色々研究してみてくださいませ!
ではまた次回!
ライブ情報
・12月10日水曜 川崎 ラチッタデッラジャズナイト
18時~19時 雨天中止 入場無料
Gt.Vo永瀬晋ソロ
・12月18日木曜 下北沢 bigmouth
ギターの恋人
ナガタク/GEN/星文昭/潮田和也
¥2,160+ORDER
・12月21日日曜 川崎 カフェレストランPOP
成嶋大介 志田翼 永瀬晋 14時~
・12月28日日曜
成嶋大介 志田翼 永瀬晋 14時~
詳細は後ほど
ペンタトニックからの脱却
Aマイナー ペンタのインプロアイディア
永瀬晋(ナガセススム)
ウェブサイト:http://souleave.com/
16歳の頃にジミヘンドリックスのビデオに衝撃を受けギターを手にする
ロックを軸に、ジャズ、カントリー、ファンク等様々なフィールドで活動中
現在ギターデュオ「ナガタク」、ソロ、バンドを中心に音楽講師、アーティストサポート、レコーディング等で活動中
・2008年頃ギターデュオ「ナガタク」結成
・2012年ファーストミニアルバム「ナガタク」をNGTKレコーズ、サインポールレコーズより発売
・2012年夏、NHKラジオ、で特集が組まれアルバム全曲放送されるなど好評を得る
・ファーストCDが雑誌などメディアに取り上げられ好評を得る。
・現在「ナガタク」、永瀬晋名義ソロライブや、サポート活動中<
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