本日でこの連載、最終回を迎える事になりました。
楽器経験、音楽を専門的に勉強していない私の視点で音楽について緩く書いてきたこの連載。舞台や映画に使われた曲から作品に興味を持って頂き、さらに豊かな音楽Lifeを!!と、まあそんな感じに書いてきましたが最終回です。最後までよろしくお願いします。
さて、最終回はジャズについて書いています。
私が考えるジャズは独特なリズムと音楽形式で奏でられ、奏者の創意が色濃く反映されていく……というイメージです。
「アドリブ」という言葉が浮かんできます。生ものとして存在する音楽の様な気がします。
色々調べてみましたが、厳密な定義はないようです。
「揺れ」「波」「即興」などというキーワードを多く見られたので、ジャズというものは変化しているものなんでしょうか。
そう考えると、観客と一緒作っていく「演劇」「舞台」に似ているのかもしれません。
「演劇」「舞台」は同じ台本を何回も公演しますが、同じ演技は一度もありません。
観客によって違います。ライブでも同じでしょう。そういった意味で捉えるなら、それらもジャズの流れを汲んでいるのではないでしょうか。
それらを考えつつ私がジャズと思うのが「アドリブ性」です。
ジャズは何となくですが、舵のきり方が独特で読みにくい。しかしどことなく気持ちがいい曲です。
その「法則性のない気持ち良さを味わう」のがジャズなのではないでしょうか。
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1990年千葉県生まれ。
主にカメラマン、ライターとして活動している。他にも役者、脚本家、演出家としての演劇活動。デザイナーとしての活動にも力を入れている。 企業から個人問わず「やりたいこと」「面白そうなこと」があるところに首を突っ込んでいく内に現在のカタチに落ち着く。 ライブ取材の経験から動きのある撮影が得意。また演劇の経験からその人が輝くには?という視点からシャッターを切る事が多いのも特徴。
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