【ニュース】音楽家は難聴になるリスクが4倍高い

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音楽をするには音を使うわけですが、音が聞こえるのは空気が振動してそれを耳がキャッチするからですよね。当然音が大きくなれば耳にも大きな負担が来るわけです。

 

ブレーメン大学のWolfgang Ahrens教授らによって、一般人とミュージシャンで難聴の割合にどの程度の差があるのか研究が行われました。今回の研究は聴力を比較する研究のうち、これまでで最も規模の大きなものとなっているそうです。

 

2004-2008年に、19-66歳の約300万人(うち2227人がプロミュージシャン)を検査し、一般人とミュージシャンの結果を比較しました。

それによればミュージシャンは耳鳴りを患う確率が57%も高いそうです。さらに、難聴になる確率も約4倍とのことです。

 

そもそも歳を取ると職業関係なく聴力も落ちますが、ですがそれを差し引いても大きな差ですね。

しかも今回はミュージシャンはオーケストラなどに所属するクラシック系の人で、耳に負担となるアンプで増幅するような音楽をやっている人ではありませんでした。

つまり、アンプを使い大音量で演奏するロックやポップスなどのミュージシャンはさらに難聴となる確率が上がります。

 

この研究では、「オーケストラでは耳栓などを付けるのが望ましい」と言われています。

オーケストラで耳栓となると、ロックミュージシャンなんかは耳栓だけでは済まないような気もしますね。

ミュージシャンでなくとも、カナル型イヤホンで大音量で音楽を聞いている人が電車に結構いますが、あれもかなり危険だと思います。

 

人間は五感のうち、聴覚から得る情報が2番目に大きいそうです。耳は大事にしていきたいものですね。

 

 

 

Reference:
Pacific Standard (2014-04-30) New Data Finds High Rate of Hearing Loss Among Musicians. http://www.psmag.com/ (Accessed 2014-05-02)

 


 

 

 

レーベルサイト立ち上げました。
今後音楽等のコンテンツを配信していく予定です。

http://hajime-suzuki.com

 

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鈴木元(すずきはじめ)

洗足学園音楽大学ジャズコース入学を機にコントラバスを始める。 藤原清登氏、佐藤ハチ恭彦氏にコントラバスを師事。

大学入学時より演奏活動を開始し、様々な場で活動を行う。 大学ではビッグバンドなども経験し、第42回山野ビッグバンドコンテストで5位入賞。2011年Taipei International Jazz festivalをはじめ国内外のジャズフェスティバルにも出場。

洗足学園音楽大学で優秀演奏者賞を獲得し、同大学を首席で卒業。

 

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