恐らく多くの人が家族や恋人のいびきがうるさいと思ったことがあると思います。
いびきを改善することは難しいと思われますが、実は歌うことが効果があるようです。
The Cure For Snoring Is…Singing?
http://www.smithsonianmag.com/innovation/cure-snoring-singing-180949408/?no-ist
Alise Ojayさんの旦那さんはいびきがうるさかったそうです。
いびきは手術でも治せますが、Ojayさんは家庭でもできるような方法を編み出しました。
彼女が考えたのが歌うことによって改善するという方法で、これを1日20分行うと半月も立たないうちにいびきが劇的に改善されるそうです。いびきの音やその音の変化を特定し、いびきの原因になる喉の筋肉を強化するという実験を通して開発されました。歌うことで歳を取って衰えてきた喉の筋肉を強化し、それによって空気が喉を通りやすくなりました。
いびきには肥満、アルコール摂取、姿勢など様々な原因があります。首周りに余計な肉が付いていることが大きないびきの主な原因です。しかし、ほとんどのいびきに言えることは喉の筋肉が緩んでしまっているということで、これは歳と共に徐々に悪化していきます。
1997年にOjayさんは、友達がいびきが酷すぎて破局したという話を聞きました。友達のいびきを聞いてみたところ、垂れ下がった口蓋のせいで大きないびきが出てしてしまうのではないかと思ったそうです。
Ojayさんは自分の予測を確かめるために、補完医療の教授であるEdzard Ernstに手伝ってもらいました。Ojayさん自身の経験をもとに作った喉のエクササイズを、被験者20人に3ヶ月行ってもらい、いびきの大きさと長さを実験前と後で各1週間分録音しました。
結果は、平均的にいびきは減少し、正しいやり方でちゃんと続けた人はさらに効果があったようです。特に効果があったのは中年で、体重も適正値で鼻に問題がない人だったそうです。歳を取るにつれていびきをかくようになった人に最も効果がありました。運動しなければ身体は衰えてきますし、喉も例外ではないからです。
イギリスのNational Health Serviceによると、この発見は確かなものだけれども、より良い計測器を使って効果を確かめる必要があるとのことです。今の段階ではアリゾナのKingman Medical CenterとアトランタのEmory Universityで実験が行われることになっており、そこで睡眠時無呼吸症候群の人にどのくらいの影響があるのかを調べるそうです。
歌を歌うメリットって精神的なものが多いとは思っていましたが、実際に喉の筋肉も鍛えられるようですね。今回のエクササイズはメソッド化されていますが、ただ歌うだけでもそれなりに効果はあるのではないかと思います。
旦那のいびきがうるさいと言う方はご夫婦で試してみてください。一緒に歌うことで夫婦仲もアップするかもしれませんね!!
レーベルサイト立ち上げました。
今後音楽等のコンテンツを配信していく予定です。
鈴木元(すずきはじめ)
洗足学園音楽大学ジャズコース入学を機にコントラバスを始める。 藤原清登氏、佐藤ハチ恭彦氏にコントラバスを師事。
大学入学時より演奏活動を開始し、様々な場で活動を行う。 大学ではビッグバンドなども経験し、第42回山野ビッグバンドコンテストで5位入賞。2011年Taipei International Jazz festivalをはじめ国内外のジャズフェスティバルにも出場。
洗足学園音楽大学で優秀演奏者賞を獲得し、同大学を首席で卒業。
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