お待たせ致しました。第9回目、いよいよ最終章でございます!!今回はスクロールの裏の彫刻を見て行きたいと思います。
コントラバスはこんなにボディーが大きいのですが、ボディーの表面に彫刻を入れたりすることはできません。(ボディーの縁を装飾的に彫ることはできます。)
そのため、基本一番目立つ彫刻が入るところがヘッド(またはスクロール)になります。変わったヘッドを紹介するのは次回にしまして、今回はスクロールの裏側に彫刻があるバージョンを見て行きたいと思います!!
鉛筆に下書きして、アウトラインを彫っていきます。
拡大図です。細かいですね。
カーブのところはとても彫るのが難しそうですね。。。
ここにさらにくぼみをつけていきます!!
全体に装飾を施していきます。
ニスを塗って仕上げます。とても格好良い模様になりました。
スクロールをつけて完成です!!
全6回に渡ってコントラバスの製作過程をご紹介してきましたが、いかがでしたか?普段はなかなか見ることができないですし、何分大きい楽器なので大雑把に製作されてると誤解を持たれていたかもしれません(笑)
ところが実はかなり精巧に作られているわけです!!途中にはレーザーを使ったものも登場しましたし、皆さんの予想と異なるところも随分登場したのではないでしょうか。
次回はちょっと変わったコントラバスのヘッドやボディーの形の違いなどを紹介していきたいと思います。
参考:http://bresque.studio205.net.au/
―鈴木元ライブ情報―
Start : 19:00 Charge : 1500円
3/16 F.gohan @成城学園前 http://www.vanal.com/f/
Start 18:30 Charge: 一般2000円 学生1500円
鈴木元(すずきはじめ)
洗足学園音楽大学ジャズコース入学を機にコントラバスを始める。 藤原清登氏、佐藤ハチ恭彦氏にコントラバスを師事。
大学入学時より演奏活動を開始し、様々な場で活動を行う。 大学ではビッグバンドなども経験し、第42回山野ビッグバンドコンテストで5位入賞。
2011年Taipei International Jazz festivalをはじめ国内外のジャズフェスティバルにも出場。
洗足学園音楽大学で優秀演奏者賞を獲得し、同大学を首席で卒業。
都内・神奈川などで演奏活動・作編曲・レッスンなどで活動中。
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