Vol.5 音楽に出せるお金の上限を寿命から考えてみる。

2013_12_16

 

Vol.4 シリンガーシステムをちょっと紹介。音楽を科学的に分析した最初の人!?

 

先日、iTunesのジャズコーナーを見ていたら、ふと思ったんです。「この中のジャズコーナーの曲を全部買ったらいくらぐらいになるかな?」と。そしてその後、全部聞けるのかなと・・笑

以前に「一生で聞ける音楽の回数は何回??」という記事を書いたのですが、今度はいくらで買えるかです。

前回と同じく、一日の視聴時間はNHKの国民生活時間調査(2010) の2時間前後を採用。

そこでNHKの調査の年齢と合わせて年齢を10歳からにして平均寿命の80歳までで計算。一曲の時間は、非常に雑ですがJASRACが5分で一曲としているのでそれで計算してみます。

一日の聞ける曲数は120分÷5分=24曲

一年の曲数は365×24=8760

70年間に聞く曲の数は70×8760=613200曲!

 

60万曲強。

 

そして60万曲までしか聞けないっていう前提で、「そういえばiTunesって何曲あるんだろ」って調べてみたら、iTunesストアが開始する時にスティーブジョブスは100万曲用意したみたいなんですね笑

超えてる(笑

現在コレより増えてる事は確実なので、この情報を見つけた時にそれ以上調べるのやめた私です(^^;)

一曲って大体150円くらいだとして60万曲っていう計算をしたら、

 

9000万!

 

という事は、9000万円で一生分の音楽が買える!!( ̄▽ ̄;)ないか・・・

生涯年収は2億円と言われてますが、その半分近くを投入すると一生分。月収からいつも半分を音楽に使う。ライブ、CD、DVDなどなど。

自分の好きなジャンルが60万曲用意されているサイトがあればもう他で買い物をする必要がないですね、というのは極端ですかね・・・。

 

  ※2014/2/11 内容を訂正しました。10〜65歳までで計算してましたがタイトルに合わせて10〜80歳に訂正しました。ご迷惑おかけいたします。(編集部)

 


 kanekomasaaki

金子将昭  Masaaki Kaneko

1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。

大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。

堂本光一、大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。

ミュージシャンによる音楽理論研究会『東京音楽理論研究大学』を主催。

 

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.