ひとこと説明。〇〇って何?今回は「ドミナント・セブンスコード」
あれってどういう意味?っていう音楽に関わる事や音楽用語をさくっと説明するこのコラム。さくっと一言で覚えてもよいし、もっと詳しく知っても良いし、あなたの好きな解釈で自分の知識にしちゃおう!
「ドミナント・モーション」
さくっと説明
次の和音で落ち着かせるための動きの事
もっと詳しく!
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
ドミナントモーションは和音で言う事が多いですが、もっと単純に一音で考える事もできます。
上記のドレミファソラシドを見て下さい。
ソからドへ進むのがドミナントモーションです。
そしてミからラでも、ドからファでもドミナントモーションです。
つまり何かの音から二つ音を飛ばしたところに進む動きをドミナントモーションっていうんです(^^ )
さらに!!
さっきは1音で説明しましたが、今度は和音(コード)で考えてみます(^^ )
ますはドレミファソラシドを英語に置き換えます。
C D E F G A B C
そしてコードで表します。
CM7 Dm7 Em7 FM7 G7 Am7 Bm7(b5) CM7
英語の並びは変わらずですが、何かがくっつきましたが気にせずに・・。
そして二つ飛ばしがドミナントモーションでした。ソからド、ミからラ、ドからファ。
コードで表します。
(ソード)
G7―CM7
(ミーラ)
Em7―Am7
(ドーファ)
CM7―FM7
一音の時は全部ドミナントモーションだったのですが、和音ではドミナントモーションはG7-CM7だけです。
なぜかというと、ドミナントモーションは最初の和音(コード)が「GM7」でもなく「Gm7」でもなく、ただの7がくっついただけの「G7」でないといけないんです。
和音の場合、Gm7-CM7はドミナントモーションではないんです。mがくっついてますから。
G7-CM7がドミナントモーションです。
「7」にしておく次の和音に言った時に落ち着く感じがします。ドミナント・モーションは次で落ち着つかせるためのものであるので、「7」にしておかないと落ち着つくための動きになりません(_ _。)
つまり和音の場合のドミナント・モーションとは最初の和音に7がくっついてる和音で、二つ飛ばした先の和音に落ち着くための動きの事をいいます(^^)
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1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。
大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。
大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。
音楽理論の研究する東京音楽理論研究大学を主催。
二つ飛ばし
Bからは、
どうなんだろう・・・・・?
コメントありがとうございます!Bからの場合はC.Dmと進んでEmになります!
なるほど。
しかし、
Fからは、GとAを飛ばしてB
もしかして、ここだけ違う・・・かな。
はい!Fからの場合はG,Amと飛ばしてBm7(b5)です!
そうか・・・、
ABCで質問すると、和音の話だと思われちゃうのかな。
一音のドミナントモーションの質問をしたつもりだったんです。
ピアノロールにドレミは書いてないから苦手です。
ピアノロールで見るときは、4つ飛ばしかな?
C ==> C# ==> D ==> D# ==> E ==> F
F ==> F# ==> G ==> G# ==> A ==> A#