ロック好きのためのジャズ入門vol.4
こんにちは、この記事を担当している
木村シュンスケです。
この講座では
・ジャズを始めてみたいけどどうしたらいいかわからない。
・昔ちょっとだけ楽器をやってたことがある程度だけどジャズって出来るの?
・ロックバンドで活動してるけどジャズにも興味がある。
などなどジャズを始めたいけど始められないとお悩みの方を
ちょっとだけ背中を押していこうと思います。
第四回はテーマ編の続きを書いていきましょう。
前回の最後にテーマの小節数を把握するといいですよとお話ししました。
数えました?笑
もちろん曲によって長さは変わりますが、
ジャズスタンダードの曲は32小節で構成されていることが多いです。
「枯葉」「酒とバラの日々」「All Of Me」
なんかがこの尺ですね。
例外として
32小節じゃない曲ももちろんあります。
例えば
「All The Things You Are」「East Of The Sun」
は4小節多い36小節です。
他には
「Bag’s Groove」「Now’s The Time」「Blue Monk」
等のジャズブルースは12小節で構成されています。
ブルースの曲とスタンダードの曲だと長さがだいぶ違うことがわかりますね。
ですがCDを聞いててそこまで長さが違うとか違和感は感じたことは皆さんないと思います。
実際にジャズブルースの曲を聴いてみましょう。
だいたい9割くらい24小節分テーマをやっています。
ちょうどテーマ2回分ですね。
そうなんです。
テーマが短い曲はほとんどの場合2回分テーマを演奏します。
もっと言ってしまうと
16小節以下のテーマの曲は2回テーマを演奏します。
これはもうルールとして覚えてしまっていいと思います。
「St.Thomas」「Giant Steps」
が16小節の曲ですね。
補足として、テーマ1回分のことを 1コーラスと言います。
この言葉は今後よく出てくると思うので覚えておきましょう。
テーマに関しては以上になります。
次回からアドリブの方に入っていこうと思います!
それでは次回もお楽しみに
ロックバンドAmes Roomも精力的に活動中です!
木村 俊介 Shunsuke Kimura / ベーシスト Bassist
千葉県出身。日本大学理工学部卒業。
大学時代エフェクターなどの音楽機材を自作しエンジニアを目指すが
大学卒業後プレイヤーに転身。独学でウッドベース、ジャズ、音楽理論を学ぶ。
2012年から都内でジャズのグループレッスンの講師を担当。
ジャズベーシスト、サポートベーシストとして精力的に活動しながら
ロックバンドAmes Roomのベーシストとしても活動中。
アイキャッチイラスト
kaori
6月6日生まれ。月や星をモチーフに幻想的な絵を描いています。制作には主にアクリルガッシュやGIMP2.6を使用。
お仕事随時募集しております!
Twitter:@moondust6
ご依頼やお問い合わせはこちらまで(mikage90★gmail.com ★→@)
Leave a Reply