第一回「はじめに/農業の固有振動」〜農業と音楽の固有振動〜農的ジャムセッション

グローバル農家のスミタヒロキさんと対談をしたのをきっかけにコラムを始めていただく事になりました。農業の視点から音楽を交えて語る農業×音楽コラム!

 
 
いかがだったでしょうか?
かつて無い取り組みだったと思われる、農業×音楽の対談。これでまた、新しい農業の扉が一つ開けたのではないかと思っています。
さて、折角こうして紙面を少し頂くことができたので、本編で触れなかったことや、追記なども含めて、農業側から見た音楽との関係性について、数回に渡ってコラムを書かせて頂きたいと思います。
もし読者の方がこのような話に興味を持って頂いたのであれば、しばらくの間だけお付き合い下さい。
よろしくお願い致します。
 
まず始めに、音というものが自然現象であるのならば、それに影響を受ける農業には必ず何らかの効果があるのではないかと常々思っていました。……元々私は、こうした自然界の仕組みを紐解いていくのが好きだったのです(笑)。
ですが、近年の停滞した農業界においては、なかなかそれを進化させる取り組みが行われず、歯痒い思いをしていました。
調べる過程において、作物にモーツァルトを聴かせる栽培方法は既に10年以上前から実施されていたと分かったのですが、残念ながらこれまでは都市伝説の域を出ていませんでした。
 
さてここで、今の農業界の状況を簡単にお知らせしておきます。
原因となる理由はたくさんありますが、現状の日本農業では、産業としてほとんど成り立っていないため、実用化に向けた研究がほとんどされていません。
巨額の資本も入ってこないので、国費を使った研究のための研究しか行われていないのが現状です。……いや、正確に言えば実用化されている部分もありますが、それらはかなり偏った方向性のものばかりです。
市場に向けた、実用的な研究が行われるためには、健全な産業とならなければなりません。そうして初めて、企業側も農業に対して投資が行われるというわけです。
対談の中では、そのような部分についても触れていますが、まだ現状ではそうなっていないため、噂レベルの都市伝説のような話が、農業界にはまだまだたくさんあります。
私も時間さえあれば、そうした情報をもっと深堀りしていきたいと思っているんですけどね……(笑)。
 
ともかく、音と自然との関係はまだ未知の部分がたくさんあります。
ですので、音楽と農業という世界のコラボレーションは、アイデア次第でもっともっと生まれてくるのではないかと思っています。
もし興味がある方は、ぜひ一緒に考えて作っていきましょう!
 
 
 
 

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スミタヒロキ Hiroki Sumita 
グローバル農家
Project SOLA「モットーは世界の全ての人に、おいしい食事と幸福な食卓を」
1979年愛知県生まれの次世代農家。IT系サラリーマン後に脱サラしてGlobal Farmerの道へ。
日本では長野、海外では香港やカンボジア、ラオスに農業展開中。農業の新しい道を探すべく、様々な方向性を試している。
その一環として、農村シェアリング企画「農村JACK」を展開中。その他にはJIPPプロジェクトなどにも参加。
将来の目標は、宇宙農業。

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