農村JACKの住田広樹さんとのサークル対談の四回目は音楽アプリの話。(前回はこちら)今は色んな人とインターネットで繋がれるアプリを作る過程の話。(記事構成/原田和真)
◯音楽アプリを作ろうとしています
金子 最初に思いついたのは2年前とかなんですよ。まだストリーミングが入ってなくて日本に。
住田 うんうん。
金子 「ストリーミングが来る!」って一人で言って、友達のエンジニアに電話して。その時まだアプリっていう発想はなくて。
住田 はいはいはい。
金子 それでウェブの仕事やってるエンジニアに電話して「こんなことやりたいんだけどどう?」って言ったら「いいね!」ってなってやってくうちに去年の2月ぐらいかな…?ソニーがストリーミングサービスやり始めたとか話題になり始めて。
住田 はい。
金子 アイディアしかないのに今更ストリーミングやってもダメだなと。シフトしなきゃと思って。もう音楽スタイルから変えようと。
住田 ほぉ(笑)
金子 もう一回タップするだけで1日の音楽ライフを終わらせようと。そこにAIの能力を持たせたらより良い音楽ライフになるんじゃないかな~って。それがいいなって僕は思ったんです。
住田 凄いな~。
金子 最初はiPhoneアプリで今試してもらって。
住田 うん。
金子 行く行くは電車に乗ったら音量が下がったり、オフィスに行ったら消えたり。例えば車乗ってる時は結構いい曲かかるけどオフィスに着いたらなんか静かなジャズの曲とか、そういう感じで自動的に変化するアプリにしたいと思ってるんですよ。
住田 なんか最近位置情報でメッセージが届くみたいなの実用化されたみたいですね。
金子 そういうのあったらできそうですよね。で、俺どうやったら音楽聴くかな~と思って。
住田 うんうん。
金子 わざわざ聴きにいかないな~と。CDをセットしないな~と。
住田 そうですね。
金子 CDをiTunesにいっぱい入れたけど聴いてないんですよね。入れて満足しちゃって
住田 BGMですよね聴くとしたら。
金子 そうそうそうなんですよ。だったら一回だけタップしてその時に最適な音楽が流れれば良いなと。聴きたい曲が決まってたら探すのはどうせやるじゃないですか。そういうのとは関係なしに何も考えずにポンって押したら自分のライフスタイルに即してその状況に応じて、プレイヤー自体が意思を持って動いてくれるようなやつになったらいいな~と思ってるんです。
住田 はいはい。
金子 それを今やってもらってるんですけど。さすがに位置情報とかどうなんだろうってちょっと困ってますけどね。Android版も作ってもらってるんですけど。
住田 へぇ~。
金子 このAndroid版作ってくれてる人も僕がたまたまライブのお客さんで知り合った人と飯を食った時に全然関係ないですけど「俺こんなことやってみてるんだけど」って話してみたら「地元の友達が大学の授業でAndroidアプリ作ってましたよ」って。
住田 ほぉ~。
金子 「だから紹介します」って言って、その人地元山口なんですけどその人とスカイプで初めましてってして「こんなことやろうと思ってるんだけどAndroidアプリやらない?」「いいですね」みたいな感じで今やってもらってる状況なんです。
住田 ほぉ~いいですね~。そういう時代になってきましたね~。
金子 そういう時代ですね!まだ一回も会ってないんですよ。
住田 農業もアプリ関係ですごい伸びしろあるんですけど。
金子 ありそうですね~。
住田 本当に、誰が最初に手をつけるかって感じで。
金子 農業教室とかやったらどうです?
住田 アプリでってことですか?
金子 いやアプリでも動画とかでもいいんですけど。
住田 あ、それやろうと思ってるんですよ。チャンネル。農業チャンネル。
金子 普通にお金取るぐらいでいいんじゃないですか?
住田 もうそれぐらいで考えてます。
<写真/ちばんば>
【お知らせ】
スミタヒロキさんのコラムが15日より始まります!お楽しみに!
〜農業と音楽の固有振動〜 農的ジャムセッション
金子将昭 Masaaki Kaneko http://www.masaaki-kaneko.com/
1982年富山県生。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒。
大学にギター科で入学後すぐ、経験無しのピアノ始め、二年次よりジャズピアノ科へ転専攻。サポート仕事と和風なジャズを演奏する自己の音楽活動と並行しながら、日本初の音楽理論Webマガジン「サークル」編集長、(同) 前衛無言禅師 代表、東京音楽理論研究大学主催、劇団を作ろうプロジェクト主催、音楽アプリ「lepot」の開発、、フリーランス向けの確定申告サイト運営など多岐に渡る。現在、百人一首曲付けプロジェクトとジャズスタンダードをトーク・演奏で楽しむ動画をYOUTUBEチャンネルにて公開。「百人一首曲付けプロジェクト」で検索。
日本では長野、海外では香港やカンボジア、ラオスに農業展開中。農業の新しい道を探すべく、様々な方向性を試している。
その一環として、農村シェアリング企画「農村JACK」を展開中。その他にはJIPPプロジェクトなどにも参加。
将来の目標は、宇宙農業。
現在の所属:劇団あーてぃすとら、ラフィクション(お笑いユニット)
カメラ:ちばんば
ブログ:http://ameblo.jp/tatuki1003/
中学時代より演劇部に入り演技の活動を始める。高校卒業後、演劇の養成所に入り演技を一年間学ぶ。
現在はメイク動画をYOUTUBEにてアップしたり、カメラで写真をとったりしながら役者としての活動をしている。
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