ハロー、みんなお待たせ!
前回に引き続き日本人と主にアメリカ人の発音の違い、音の捉え方についてみていくよ。
まず、音の波形を見た時に、音が出始めてから徐々に広がっていくと思うが、打点で見てしまうとその音の始まりしか捉えられていないことになる。逆に音が広がっていくところに焦点を当てると幅があることに気づく。
その幅の中からどこを抽出するかというニュアンスが近い。だからこそ無限の様々なタイム、アーティキュレーションが存在してくる。
またアメリカ人などは言語の関係からかそこを理解してる人が多いと感じる。向こうのセッションに参加した時に感じる速さの違いはそういうところから来ていると思う。
アンサンブルについても、打点で捉えてると各楽器がどうしても近くに寄っていってコミュニケイトが成立する場合が多いが、波形の広がりで捉えると近くに寄り添っている必要が無いことに気づく。なので各楽器に幅が生まれ、濃密なアンサンブルになっていく。
今回はかなりディープで核心に迫るオイシイ内容だと思う。みんなそれぞれの考え方、捉え方と照らし合わせてまた自分なりの音の感性を磨いてくれたらなによりだ。
また会おう!See you next month!!!
2014/11/1 ギターとエレピDuo「Ozzy’s mood」 iTunes配信中!
生島佳明 Yoshi Ojima
Ozzy Record代表 http://www.yoshiojima.com/
ロックをきっかけに音楽に興味を持ち、後にジャズを中心に演奏するようになる。ギターを岩谷耕資郎氏に師事。以後様々なミュージシャンとライブやセッションを重ね、2013年単身渡米。現在は主に都内近郊で活躍中。
2014/11/1 ギターとエレピDuo「Ozzy’s mood」 iTunes配信中!
Leave a Reply