【ジャズサンタのライブレポ】「11/05 小美濃悠太 グラセンナーク@大泉学園 In-F」

ベーシストがリーダーをするとどういった音楽になるのか。

本来後ろで支えているベーシスト。

そのベーシストがリーダーとなれば前に出てきてあんなことやこんなことをするんだろうか。

bs 小美濃悠太 pf 瀬田創太 ds 永山洋輔

20141105b
1曲目。ドラム、ベースでスタート。すぐにピアノ。
暗い。
ピアノの思索的なプレイ。
何に思いを巡らせているのだろう。美しい情景が広がっていく。
ベース。軽やかでバネのある音が紡がれていく。
再びピアノ。ドラムが自在に絡んでいる。
A Lark。ケニーウィーラーに捧げたというフレッドハーシュの曲。
 
2曲目。セレン? オリジナル。
神秘的な曲調。
シンバルワークが冴える。
ピアノ。どこか闇の中を手探りで歩いているような気持ち。
そして何かを見つけおぼろげな姿を示し始める。
この演奏の不思議な豊かさはなんだろう。
ベース。ピンと張りつめている。それでいてしなやかだ。
三人の会話が続く。
静かに世界は語られている。
 
3曲目。Four。
ドラムから始まる。そしてピアノ。
なかなかテーマにならない。
ベースが入ってもそのままだ。
ようやくテーマの断片が見えてくる。
いつのまにかベースソロ。
いやピアノのなのか。
やさしいタッチ。包み込むドラム。
ベースのウォーキング、一体になっている。
道がひらけたような明るいベースソロ。ドラムのブラシが付き添う。
どこまでも続いていきそうだ。
ピアノとドラムのフォーバース。小粋な会話。見た目は小粋じゃないけど。
テーマらしきに戻っている。
 
ファースト最後。4曲目。小美濃オリジナル、スコーブ。スウェーデン語で森。
ヨーテボリ国立公園、でかい湖があるという。2時間の散歩。
緑の暖かみを感じで出来た曲だという。
ベースのイントロ。見たことないけど森の景色が浮かぶ。
爽やかで透き通った感じ。まさに北欧のイメージ。行ったことないけど。
ベースのソロもあったかい。ストーブで手を暖めているように。
ピアノのソロは、明るい日差しを受けているよう。キラキラしてひんやりと。
北欧に行ってみたくなる。
 
20141105a
インエフには日本酒がある。
 
それも新潟を中心に一杯毎に違った味を楽しめる。
おいしい日本酒とジャズ。
この取り合わせ。
ここにしかない。
 
セカンド。5曲目、バドパウエル。
ピアノから。一転して楽しい演奏から始まる。
陽気で生き生きしている。
ベースのキックの効いたソロ。
ピアノとドラムのバッキングも愉快。
ピアノとドラムのフォーバース。ドラム、遊んでるな。楽しそうだ。
 
6曲目。アリスインワンダーランド。
まずは長考。。。
そしてベースのイントロ。
聴いたことのないアリスインワンダーランドが始まった。
フラフラと立ち上がったようだけど紛れもないアリスだ。
ベースのさまようようなソロ。
アリスはどこかへ行ってしまった。
ドラムがぽこぽこしている。
ピアノのかわいいソロ。アリスが戻ってきて踊っている。
野郎三人のメルヘンソング。
 
7曲目はリッチーバイラークのエルム。
ピアノのイントロにベースのアルコ。
どん底だ。
どこまでも深く。
そこへベースの熱いソロ。地底のマグマか。
ピアノが引き継ぐ。火は消えている。地底奥深く。
こんどはドラム。何かの胎動なのか。息吹?
息づかいが聞こえる。
 
8曲目。瀬田オリジナル、ピエロ。
ドラム。猫のしっぽで遊んでいるようだ。
ピアノが入る。右往左往している。
そしてベース。テーマが見え隠れしだす。
腹黒いピエロだ。先が読めない。どこへ向かっているのだ。
テンポが決まってピアノの全力ソロ。
そして今日一番のテンションのベースソロ。
テーマに戻って想像力豊かなドラムソロ。
 
アンコールはしっとりとしたバラード。
ベースのうっとりとしたソロ。彼女がいたら口説くところだ。
残念ながらそういったシチュエーションの人たちは居なかったけど。
情感豊かに。
ピアノの高らかに歌うソロ。
仕合せだなあ、手を取り合って目と目を合わせて
この瞬間に、、
おっといけない、妄想が過ぎたようだ。
テーマに戻る。
 20141105c
あんなことやこんなことのあったライブ。
でもベースだけじゃない。ピアノもドラムも。
三人の可能性。日本酒で乾杯!!

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