その2 社長になった意外な経緯とエルパ立ち上げ【対談】金子将昭 × 島貫歩美(株式会社エルパ代表取締役)

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5回にわたってお送りする今回の対談。ゲストは音楽家派遣会社の株式会社エルパ代表取締役 島貫歩美 第1回目は葬儀場での演奏の難しさを伺いました。第2回目は代表に就任した経緯とエルパ立ち上げのお話。(記事構成/原田和真)

 

②~エルパ立ち上げの経緯~

金子 エルパ立ち上げられたのはいつですか?

島貫 エルパ自体は2000年の10月ですね。

金子 あ、そうでしたね。

島貫 だから…あれ?言いましたっけ?私途中で会社を引き取ったんです

金子 そうなんですか!?引き取るってどう引き取るんですか?

島貫 私新卒でキャブステーショングループに入ったんですけど、その時にはもうエルパあったんですよ。親会社の方に配属されまして、そこからバスとかタクシーとかやってる観光関係の会社だったんですよ。

金子 はい。

島貫 途中でエルパの代表を交代するってことになって、「お前エルパやらないか」って声がかかって、いきなり社長になったんですよ。

金子 それって元々社長業とか経験あるとかじゃなくて急にですか?

島貫 全然ないですね~そうなんですよ。その時子会社がエルパ以外に2社あって、みんなそんな感じの抜擢のされ方で…(笑)

金子 えっ!!

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島貫 一応年に三回社内の投票があるんですよ。それは基本ボーナスを決める投票なんですけど、社員同士で評価をするんですよ。

金子 はい。

島貫 その票の数が、まぁ単発的にではなくて、ある程度安定して入っている人に次お声がかかるという。何かしら新しい会社を作るだとか、新しい事業始めるだとか。私みたいに代表交代するみたいな。

金子 へぇ~。

島貫 まぁ何かしら次のチャンスで声がかかるっていうことになっていて、エルパの代表交代の時が次私が声掛かるタイミングだったんですよ。

金子 代表ってそういう…(笑)ってことはそれぐらいのポテンシャルがあったってことですよね?

島貫 あ~…

金子 じゃないと声掛からないですよね!?

島貫 …っそう…ですね。一応その前には親会社の中で新規事業部を立ち上げて、そこでやっていたので、はい。まぁ~そういうのも…あり…

金子 へぇ~。

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島貫 で、エルパの代表に突然ポコっとなったんですけれども。10ヶ月ぐらいで一回決算が挟まって、そこで黒字化したんですよ。実はそれまでずっと赤字だったんですね。

金子 はあ。

島貫 初めて黒字化して親会社の社長が凄い喜んで…

金子 でもそれは手腕ですよね~

島貫 でも私2008年に就任したのでリーマンショックがあった年なんですよ。

金子 おおっと。

島貫 だから売り上げは良くなかったんですけど黒字にはなったって感じなんですね。今まで結構悩みだったんですよ。一番子会社として歴史があって長かったんですけど、中々売り上げ規模も会社規模も大きくならず。私で代表5人目だったんですね。それで私がやってみたところ黒字になって「君ならできる。独立しないか」という話になったんです。

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金子 おお~。

島貫 で本当に1年後に会社を買い取って独立したんです。

金子 え?自分でですか?

島貫 はい。なので今はグループ会社とはもう全然関係がなくて、100%私が株を持っている状態です。

金子 それって、全然知らない分野なんですけど、買い取るとかってどうやるんですか?

島貫 親会社におんぶに抱っこな会社だったので、銀行から融資とかも全く受けてなくて、本当にオーナー社長との話し合いだけで、 2人だけで決められちゃうことだったんです。

金子 そうして独立したら後は全部自分で考えてるって感じですよね?

島貫 はい。

金子 ですだから例えば役者ビジネスが行けると思ったらバーンとやっちゃうわけですよね?

島貫 そうですね~だから結構な失敗もしました。

金子 どんな失敗とかしたんですか?

島貫 いや~ちょっとそれは…(笑)

金子 アハハ(笑)

島貫 本当バッカみたいなんですよ~。何も知らずに突然会社を持ってしまっての独立だったので。でも私は失敗しないとダメなタイプだとな自己分析してるので(笑)

金子 (笑)

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島貫 失敗は今後もするし失敗しないと発展もしていかないと思うんですけど、致命的な失敗だけはしないように心掛けてます。一応社員の給料が遅れたとか、登録者の方に支払いが遅れたとかそういうのだけは、人に迷惑かけたことだけは一応ないです。

金子 はいはい。

島貫 全部私の中だけで収まってるので、はい(笑)

 <写真/橋本浩史> 

 

続きは明日更新!第3回目は「エルパが演奏者に求めることについて」をお送りいたします!

 


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金子将昭  Masaaki Kaneko http://www.masaaki-kaneko.com/

1982年富山県生。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒。

大学にギター科で入学後すぐ、経験無しのピアノ始め、二年次よりジャズピアノ科へ転専攻。サポート仕事と和風なジャズを演奏する自己の音楽活動と並行しながら、日本初の音楽理論Webマガジン「サークル」編集長、(同) 前衛無言禅師 代表、東京音楽理論研究大学主催、劇団を作ろうプロジェクト主催、音楽アプリ「lepot」の開発、、フリーランス向けの確定申告サイト運営など多岐に渡る。現在、百人一首曲付けプロジェクトとジャズスタンダードをトーク・演奏で楽しむ動画をYOUTUBEチャンネルにて公開。百人一首曲付けプロジェクトで検索。

 

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島貫歩美 Fumi Shimanuki 
現在、株式会社エルパ代表取締役
埼玉県出身、4人姉妹の末っ子。幼少期は内気で人見知りが激しく、自己主張のできない子どもだった。2003年4月、株式会社キャブステーションに入社。仕事の面白さを知り、のめり込む。2008年1月より子会社である音楽家派遣サービスを行う㈱エルパの代表に就任。2009年7月、MBOによりキャブステーショングループより独立。楽家の活躍の場を広げること、またもっと身近に音楽が入り込む豊かな社会を目指して日々活動中。
 
 
haradakazuma
対談構成担当 原田和真(はらだかずま)
脚本家。1988年生まれ。北海道出身。大学から山形へ移住、お笑いや演劇の活動を始める。漫才、コント、演劇、アクション、音楽とのコラボ、ラジオドラマなど様々に挑戦し、手段を問わず”エンターテイメント”を追求する。2014年4月に活動を東京へ移す。
 
現在の欲望:映画の脚本をやりたい。マジシャンの仲間が欲しい事。
現在の所属:劇団あーてぃすとら、ラフィクション(お笑いユニット)
 
 
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