【連載】Vol.16 「これまでのまとめ(最終回)」コントラバスとは?

Bass

 

皆さんこんにちは。

 

去年から続いてきた「コントラバスとは?」も今回で最後となります。

今回はこれまでを振り返って終わりたいと思います。


 

ここまで読んでいただいている皆さんにはもうお分かりだと思いますが、コントラバスはチェロやバイオリン、はたまたギターとは全く違いますね。大きさは約2メートル、重さも20kg前後で、バイオリンやギターはともかく、チェロの1.5倍以上の大きさがあります。

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そもそも、コントラバスはバイオリン族ではありません。そのため、ガンバシェイプやバイオリンシェイプなど、様々な形があります。さらに弓にもジャーマンとフレンチの2種類がありましたね。ジャーマンはコントラバスの元になったヴィオール族の楽器を弾くときの持ち方から来ています。一方でフレンチはボッテジーニが使ったことで広まったとされています。

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4-9回目では楽器の制作風景について見てきました。

工房の中にはところ狭しと道具が並んでいました。知り合いの製作家の方から聞いた話では、道具を揃えるのに100万円近くかかったそうです。。。

組み立てでは、木材に熱を加えて曲げたり、大きなクランプを何本も使って接着していきました。

その接着には、ボンドではなく膠(にかわ)を使っていましたね。膠を使うことで、修理の時に木を傷めずに接着面を剥がすことができます。

外側からは見えませんが、内側には剥がれを防止するパッチや、魂柱、バスバーといったものが計算されて配置されていました。普段はあまり気にしないヘッドの裏にも彫刻があったりと、見えないところに製作家のこだわりが発揮されていたりします。

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終盤では過去の偉人を見てきました。

ドラゴネッティ、ボッテジーニ、クーセヴィツキー、シマンドル、ゲイリーカーと、いずれもコントラバスの発展に大きく貢献してきました。そのせいでコントラバスパートが難しくなったという事実もありますが、、、(笑) ちなみにシマンドルの教本は僕が今いるオランダでもスタンダードのようです。

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というような感じで振り返ってきましたが、いかがでしたでしょうか?

連載当初は「コントラバスとは?」だった皆さんも、「コントラバスとは、」になっていれば嬉しいです。

それではまた他の記事でお会いしましょう。ありがとうございました。


 

 

 

 

 

レーベルサイト立ち上げました。
今後音楽等のコンテンツを配信していく予定です。

http://hajime-suzuki.com

 

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鈴木元(すずきはじめ)

洗足学園音楽大学ジャズコース入学を機にコントラバスを始める。 藤原清登氏、佐藤ハチ恭彦氏にコントラバスを師事。

大学入学時より演奏活動を開始し、様々な場で活動を行う。 大学ではビッグバンドなども経験し、第42回山野ビッグバンドコンテストで5位入賞。2011年Taipei International Jazz festivalをはじめ国内外のジャズフェスティバルにも出場。

洗足学園音楽大学で優秀演奏者賞を獲得し、同大学を首席で卒業。

 

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