【コラム】赤須翔のニューヨーク滞在記 其ノ十三

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 みなさんこんにちは。赤須翔です。実家の長野からお送りしております。前回のレコーディング繋がりで、今回も僕が頼まれたレコーディングの話です。
 ニューヨーク滞在記13始めます。


 

 ある友達の所属するバンドのライブに何曲か参加しないか?と誘われて演奏しに行ったのだが、そのバンドのリーダーがフィリックスという人だった。少しゲットーな匂いのする住宅街で、とある家の裏庭でライブをするイベントだった。
 暗いし、音大きいし、バランスも悪いしあまりいいライブとは言えなかったのだけど、まあその日はなんとか終わった。

 

 その後もフィリップスに誘われて色々なところで演奏したが、ある日彼のレコーディングにギターで入ってほしいと言われた。正直あまり気乗りはしなかったのだけど、断るのも悪いから行ってみた。
 製作途中の作品をパソコンで聴いたのだけど、案の定良くない。ドラムは打ち込み感満載で、音のバランスも悪い。メンバーは飲み会に来たかのごとく酒を飲みながら遊んでいるし、初日はグダグダで終わった。
 

 その次も誘われて行ってしまったのだけど、その日はフィリックスが曲を説明するために、アコースティックギターで弾き語りをした。僕はギタレレでセッション感覚でリハをしたら、雰囲気がガラッと変わっていい感じになった。
 フィリックス自身もそれに気づいたらしくこの曲はアコースティックで二人でやろうということになり、いい雰囲気に仕上がった。その時にフィリックスは良いシンガーだったんだと気づいて、「君とやるなら今後もアコースティックに二人でやりたい。君の今までの作品は正直好きじゃない」とはっきりと伝えたらフィリックスも承諾してくれた。

 

 それからは何度かフィリックスの家に一人で行った。ニューヨーク滞在の最後の夜も録音した。フィリックスはサッカー好きのエクアドル出身で、最後の夜にエクアドル代表のサッカーのユニフォームをプレゼントしてくれた。それはエクアドルでしか入手できないものらしい。僕がエクアドル代表、彼が日本代表のユニフォームを着て一緒に写真を撮った。それがこれ。

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 あとこれは、出来上がった作品の一つ。

 

 

 

なんと彼は、ポルトガル語とスペイン語とフランス語と英語の曲を歌うことができる。 彼のように、様々な言語で歌うことができる人間は、アメリカにはたくさんいる。アメリカだけでなく他の国もそうだろうけど。ここが日本と海外の違いの一つだろう。こういう人間と出会ったことによって、僕はもう少し自信をもって、自分の日本語の曲を歌っていいんだとわかった。

 

とまあこんな感じで今回も終わります。次回も乞うご期待!!

 


 

 

akasusyo

赤須翔

http://shoakasu.com/

1987928日長野県駒ヶ根市生。洗足学園音楽大学でギターを有田純弘先生に師事。卒業後、2011年夏にフィドラーの少路健介と完全実費飛び込みフランスツアー敢行。 

2012年秋には、日本舞踊団 かぐや(現在 那由多)とギリシャのレフカダ島にて毎年行われるフォルクローレフェスティバルに出場。そして完全自主制作のCD制作。全国手売り中。

現在はレストランやバーにてライブ活動中。主に小田急線成城学園前駅近くのF.gohanというレストランにて、絶賛ライブ中。ニューオリンズ旅行をきっかけにバンジョーも始めました。 

 

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