はじめまして!みなさん!
サックスプレイヤーの萩原優です!
この度はWebマガジンCircleでSax講座を連載させて頂くことになりました。
あのロマンチックな音色♪
あのいぶし銀な男らしさ♪
そんなSaxには魅力がたっぷりあります!!
そしてこのSax講座では初心者の方にも簡単に始められるように一からサックスについて話していきたいと思います。
皆さんがより素敵なSax Lifeを過ごせるように。
どうぞ、お付き合いください!
では早速始めたいと思います。
Vol.1では簡単にこの楽器について説明してきます。
Saxは様々な音楽シーンで花形として活躍しています。
実はサックスは7種類もあると言うのはご存知でしょうか?
今回は主に活躍している4種類のサックスのついて話していこうと思います。
まずは、こちら。
Alto Saxophone in Eb
1番メジャーなものですね。
中域から高音域までを、担当しています。
ネック(ボディーとマウスピースを繋ぐ首の部分)が曲がっているのが特徴です。
サイズも大人の上半身くらいですし、軽いので小さな子供も始めやすいです。
最初にサックスを始めるのにおすすめです!
ちなみに私のメイン楽器もAlto Saxです!
Tenor Saxophone in Bb
まずジャズサックスと聞いてまず思い浮かべるのはこの形ではないでしょうか?
ジャズの名演が沢山残っています。
アルトと並んでとてもよく知られている楽器です。
音は少し低く男性の声に近いと言われています。
そしてネックが2回曲がっています。
アルトより一回り大きな楽器です。
こちらもサックスを始めるにはとても扱いやすい楽器ですが、アルトより少し値が張ります…。
Soprano Saxophone in Bb
Kenny Gの登場で一躍有名になったサックスです。
アルトよりも高い音の出る楽器です。実は小さいから扱いやすいと思うかもしれませんが、音程がとても取りづらく初心者にはあまり向きません。思ったとおりの音が出なくて苦労することもしばしば。でもとても人気のある楽器なのでしっかりレッスンを受けていれば初心者でも扱えるようになるかもしれませんね!
ソプラノサックスは見た目もアルトや、テナーとはまたちょっと違ったセクシーさがあります。
独特のポケーとした音がくせになります!
Pops方面でも大活躍ですね!
Bariton saxophone in Eb
男らしさ部門No.1ですね。
見た目の通り、よく知られているサックスの中では1番低い音が出ます。
縁の下の力持ちと言うべきでしょうか、ビッグバンドのサックス隊の中でもベース的な役割を担っています。
主にアンサンブル(集団演奏)などで使われることが多いですが、ソロとしてもバリバリ使えます!
本当に、低い方はバリバリ言います。(個人的感想)
なんとボディーを伸ばすと4mにもなります。
そして他の楽器とは違うシステムが2つ。
1つ目は管が、とても長くツバを抜きづらいためボディー上部の方にツバ抜きが付いています。
そして2つ目はオクターブキー(左手親指のところ)の下に最低音Low Aが付いています。
かなり高価なためなかなか手を出せないですが、とても魅力的です。
サックス吹きなら一度は吹いてみたいですね!!
こんな感じで第一回目は、サックスという楽器について話させて頂きました。
まだ、楽器を持ってない方も!
「始めてみたいけど楽器は高そう….」
「ボタンがいっぱいあるし難しいそう….」
実はそんなことないんですよ♪
今は安価な値段で買える手頃な楽器も増えていますし、サックスは管楽器の中でも1番簡単に音が出る楽器だと思っています!
金管は口の形が難しいし、フルートは音が出るまで少し時間がかかるし…
その点サックスはリード(竹で出来た薄い板)を付けて息を吹き込めば簡単に音がなります。
そしてその音はあなたにしか出せない魅力的な音です!
是非これを機に始めてみては如何ですか(*^_^*)
次回はサックスの細かいパーツ、簡単なメンテナンスなどを取り上げていきます。
お楽しみに♪
番外編!O.HAGIの今宵の1曲
ここでは毎回あらゆるサックスの名演について紹介して行きたいと思っています。
今夜のお酒のツマミにどうぞ♪
Dave BrubeckのTake Five
いや〜渋い!渋すぎますね〜
怪しい雰囲気だけどめちゃくちゃCOOLです!
そんな怪しくてセクシーなサックスを吹くのはこの人!!
Paul Desmond(1924年11月25日 – 1977年5月30日)
アメリカのウエストコーストジャズを代表するミュージシャン。
相当サックスを研究されてたのでしょうね。
音楽への愛情が頭部を見るとひしひしと伝わってきます!
Paulの音はとても特殊な音で私は個人的に彼の音色が一番好きかもしれません。
僕もお客さんにリクエストをきくと「Take Fiveをやってくれよ!」と頼まれることが多いです…
実はとても難しいのですが(-。-;
他の演奏もすばらしいので是非聴いてみて下さい!!
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