【コラム】「音階:スケール」短い説明と長い説明で解説。

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音楽用語を「さくっとした説明」と、「もっと詳しく」の2種類で説明するコラム「ヒトコト説明。〇〇って何?」。とりあえず知りたい用語は「さくっと説明」で、気になる用語は「もっと詳しく」へ。

 

「音階(スケール)」

 

さくっとした説明

半音(ピアノの鍵盤1つ分の間隔)や全音(鍵盤2つ分の間隔)を組み合わせて、様々な条件で一オクターブ内(最初がドなら、ドから次の高いドまでの事)の音を並べ変えたもの。

例えばドレミファソラシド(長音階)の条件は、一オクターブ内の音を「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という間隔で並べる事で実現する。

ドからレまでを数えるとピアノの鍵盤2つ分、二つの音の間隔は全音になる。次はレからミ、これも全音。というように並べて行くと長音階であるドレミファソラシドは完成する。

 

もっと詳しく

特殊な音階になってくると全音+半音分(鍵盤3つ分:ド・ミb)や、もっと間隔が広いものも使用した音階もある。

音から次の音までの間隔の組み合わせで音階のキャラクターが決定するので、国によっても様々なものがあり、またジャンルによっても取り上げられるそれぞれ音階は違う。

例えばコンビネーションオブディミニッシュスケールと呼ばれる音階はポップスなどではあまり使用されないがジャズの即興演奏などでは頻繁に使用される。

 

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img07 金子将昭  Masaaki Kaneko

www.masaaki-kaneko.com

1982年富山県生。ジャズピアニスト。合同会社前衛無言禅師代表社員。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科ピアノ専攻卒業。

大学時にギター専攻で入学したが2年次よりピアノ科へ転専攻し19歳よりピアノを始める。

大橋卓弥(スキマスイッチ)、imalu、ジョナサン・カッツ、類家心平、マークトゥリアン、フレッドシモンズとのセッションライブやバンドサポート、ミュージカルなどでピアノを担当。

音楽理論の研究する東京音楽理論研究大学を主催。

 

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