【理論派ガール】第5回 ゲスト:まり花(1)

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まり花:平成2年12月25日生。アコースティックな弾き語りスタイルをメインとしたシンガーソングライター。高校卒業後、大学に進学したが音楽活動をするために中退し、働きながら音楽スクールに通う。そこでギター、ボイストレーニングや音楽理論を学ぶ。現在は埼玉・東京を中心にライブハウスやカフェなどで音楽活動をしており、オムニバスCDへの参加や、ユニット、バンドでも演奏するなど活動の幅を広げている。アメブロ http://ameblo.jp/kirakira-music25/

 

音楽理論を知っている人、まったく知らない人、ちょっと知ってる人、毎回様々な女性ゲストを招いて、ある人は音楽理論までの道のりを、無い人は音楽理論はどう思うかなど、音楽活動などの背景を交えてインタビューしていく「理論派ガール」。

 

今回のゲストはシンガーソングライターのまり花さん。大学に入学するが音楽活動に専念するため親を説得して中退。19歳から音楽スクールに通いギターと歌と音楽理論を学び音楽活動をする。キーワードは家族。ストイックでまっすぐな彼女。なぜ音楽活動をするのか、なぜ歌うのか、ライブでは見れないアーティストまり花の側面を語っていただきました。(聞き手・構成:金子将昭)

 

 

 

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―頂いたプロフィールにさっと目を通した時に、すごい気になったのが「音楽活動に専念するために大学中退」という所だったんです。ストイックだなぁって。大学行きながら音楽活動している人はたくさんいるし、それこそ音大生なんかは大学にすごく寄り添って活動している現状もあります。まずは大学の話から聞きたいのですが、そもそも大学進学の理由って何だったんでしょうか?

 

まり花 高校卒業して音楽活動をしようと思ってたんですが、大学を卒業して就職したら親はきっと喜んでくれるだろうなと思ったので大学に進みました。それで普通に通っていたんですがもともと音楽が好きだったので次第に音楽に専念したいって気持ちが強くなってきました。

 

―その大学は音大とかではないですよね。その大学を選んだ理由は何かあるんでしょうか?

 

まり花 音大は学費が高いので・・・。大学は、出来たばっかりでキャンパスがきれいだったのでそこにしました・・(笑

 

 

―あ、なるほど。重要ですよね(笑。そのキャンパスライフを音楽に専念を理由に1年で中退をされています。

 

まり花 そうですね。音楽活動はどうしてもしたかったんです。それで大学にいる時間があるなら音楽活動に専念したいって思って中退を決めました。

 

―今、「どしても」と表現されたんですが、音楽活動をどうしてもしたかった理由って何だったんでしょうか?

 

まり花 私、すごい家族が大好きなんです。それで音楽を本格的にやりたいなって思ったのも家族が好きなのが動機なんです。っていうのも中学や高校の時に思春期というか反抗期で、家族にすごくつらくあたったり、ひどい事いったりっていう時期があったんです。

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それが社会にでると親の気持ちや優しさが段々解ってきて・・・、それがすごく申し訳なくて、謝りたくて。でも面と向かって「あの時はごめんなさい」って言うのは恥ずかしくて・・。でも音楽でだったら伝えれるかもしれないって思って。それでどうしても音楽活動をしたかったんです。

 

―「音楽活動に専念する!」といっても大学中退なんて話は親がなかなか首を縦に振らないと思うのですが、自分で勝手にフェードアウト・・みたいな感じではなかったんですか?

 

まり花 フェードアウトみたいな親に気づかれないように自分で勝手にやめるっていう考えはまったくなくて、親をきちんと説得させないといけないって思ってました。もし親が説得できなかったら今後音楽活動した時や色々な場面で誰も説得させる事はできないだろうなって思ったので。

 

それに大学の勉強は得意じゃなかったし、段々大学にいる時間がもったいないなぁって感じてました。だったら大学にいる時間を全部音楽活動のために使った方がいいなって思ったんです。

 

もともと親は音楽が好きな事は知ってたから、大学をやめて家でダラダラするとかではなく、しっかり仕事もしてそれで真面目に音楽活動をしたい事を伝えようと思いました。

 

―それで親を説得して大学をやめて、その後すぐにギターで弾き語りの活動を始められたんですか?

 

まり花 当時は楽器も弾けなかったのでまずは楽器を弾いてくれるメンバーをmixiとかスタジオの掲示板で募集するところから始めました。そしたらスタジオから応募がありましたってきて「どんな人からですか?」って聞いたら「男性で怪しい人から来てます」って言われて(笑。それだと会うの怖いなってそこは断っちゃったんです。

 

その後mixiからも別の人から応募があって、それは女性だったし音楽活動してるって言ってたんで安心して連絡とってて、そしたらその方が「紹介したい人がいる」って言われて会ったら「楽してお金を稼げる方法があるからセミナーに来ない?」って言われたんです。

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―なんか音楽と関係ない方向へ連れてかれそうになってますね(笑。

 

まり花 それが話を聞いたら、「働かずしてお金が入るから空いた時間で音楽活動ができるようになる」って言われて、よくわからないけどとりあえずセミナーに行ったんです。そしてたら働かずしてお金が入る方法なんてあるんだなってすごいなってその時は思ったんですけど、勝手にお金が入ってくるシステムでお金を稼ぐより、自分が働いたお金で生活して、そうやって経験して得た事で音楽を作った方が良いんじゃないかなってふと思ったんです。

 

 

次回、メンバー募集に失敗した次にとった行動とは?

 

新連載告知

12月8日に、まり花さんの連載が開始されます。

タイトルは「まり花の考察」です。

映画や音楽、本などが好きなまり花さんが、CM音楽にスポットを当ててまり花流の考察を綴っていただきます!

お楽しみに♪

まり花のライブ情報

12月23日(open12:00~)
上尾 earth cafe http://haraichi-earthcafe.jimdo.com/
 
1月19日(open14:00~)
南浦和 live cafe 宮内家 http://www.geocities.jp/miyatin5963/

 

 

オリジナル曲 here again/まり花

まり花:平成2年12月25日生。アコースティックな弾き語りスタイルをメインとしたシンガーソングライター。高校卒業後、大学に進学したが音楽活動をするために中退し、働きながら音楽スクールに通う。そこでギター、ボイストレーニングや音楽理論を学ぶ。現在は埼玉・東京を中心にライブハウスやカフェなどで音楽活動をしており、オムニバスCDへの参加や、ユニット、バンドでも演奏するなど活動の幅を広げている。アメブロ http://ameblo.jp/kirakira-music25/

 
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<インタビュー/構成> 金子将昭

<カメラマン> 川本悠自

<撮影協力>

nihatazumi

スペース にはたづみ(Space潦) 

http://space-niwatazumi.blogspot.jp

東京都中央区銀座7-12-7

 

 

2 Comments

    • いつもコメントありがとうございます!サークル編集部です。まり花(まりか)さんはシンガーソングライターとしても活躍しております!コラムも書いてますので是非ご一読・視聴よろしくお願いいたします!

      今後ともサークルをよろしくお願いいたします!

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