【理論派ガール】 第4回:せつこ(from ふてこいがーるず)

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せつこ:東京都生。20歳。ふてこいがーるずのピアノボーカル。ふてこいがーるずとはふてこい(無愛想、ふてくされている)ばかりに、誤解されやすくお友達がなかなかできない女子二人のポップでロックなぼっち系ガールズユニット。現在都内ライブハウスで活動中。オフィシャルウェブサイト http://www.music-scene.jp/hutekoi-girl/ YOUTUBEにてミュージックビデオも公開中。

 

 

音楽理論を知っている人、まったく知らない人、ちょっと知ってる人、毎回様々な女性ゲストを招いてインタビューする、音楽理論Webマガジンならではのこのコーナー「理論派ガール」。

第2回の理論派ガールにも登場して頂きました、2人組ガールズユニット「ふてこいがーるず」。そのピアノボーカル担当せつこさんに来ていただきました。(聞き手・構成:金子将昭)

 

 

ふてこいがーるずのインタビューはこちら!

「理論派ガール」第2回 ふてこいがーるず(3) 

「理論派ガール」第2回 ふてこいがーるず(2) 

「理論派ガール」第2回 ふてこいがーるず(1) 

 

 

 

 

―前回はまきこさんに来ていただき音楽のきっかけなどのお話を伺いましたが、今度はせつこさんにクローズアップしてインタビューさせていただきたいと思います。せつこさんはピアノでソロ活動も盛んにされていますが、もともと小さい頃から楽器をされていたんですが?

 

せつこ 私は小学校から高校まで吹奏楽でサックスをやっていました。今はピアノで活動をしていますが、ピアノは養成所に入ってからなので、楽器は吹奏楽でサックスをしたのが最初です。

 

―養成所に入るきっかけってどのようなものだったんですか?

 

せつこ オーディション情報を見つけたのが最初ですね。それで問い合わせて聞いたら、「曲を作れるようになれます」って言われたんです。私は作曲をした事がなかったんですけど、クラシックの曲を作れるようになりたいって思いがあったので、それならオーディション受けてみようって受けたら受かっちゃったんです。

 

―養成所のオーディションは作曲で入ったんですか?

 

せつこ ボーカルで入りました。

 

―サックスじゃなくてボーカルで入ったんですか?それで入学してみてどうでしたか?

 

せつこ 「あれ?クラシックの曲の授業じゃないな」って(笑)。先生には「歌いましょう」って言われるし。それはボーカルで入ったんで当たり前なんですけど(笑)。でもやり始めるとのめり込むタイプなんで、解らないなりに一生懸命勉強しました。先生に解らないところは聞きに行ったり。

 

―作曲をやりたくて、ボーカルで入学して・・・、それで現在はピアノボーカルで活動されてますよね。ピアノは養成所に入った時に学んだと仰ってたんですが、それはどういった事がきっかけなんですか?

 

せつこ 先輩でギターの弾き語りをしている人がいて、その人のライブを見に行った時にピアノ弾き語りの人がいたんです。そのライブを見て「ピアノでここまでできるんだ!」って思ってピアノを独学で練習し始めました。

 

―ピアノはその時が初めてなんですか?

 

せつこ 幼稚園まではピアノ教室に通ってたのでドレミファソラシドくらいは習ってました。

 

―ドレミを理解してる状態独学で学び始めたんですね。独学とはどんな事されたんですか?

 

せつこ JUJUの曲をまずカバーしてみて色々学びました。ネットでコード表を見て、まずはコードの書いてる通りに弾いてみたりしてました。

 

―作曲をしたいと養成所に入ったせつこさんなんですが、曲を初めて作ったのはいつからなんでしょうか?

 

せつこ いつかはあんまり覚えてないですけど、「ありがとうは〜さよならの〜サイン〜♪」とか歌詞書いてました(笑)。その後、さっきのギターの先輩に曲作りたいって話してたら一緒に作ってくれて、それが2曲目なんですけど、歌詞は「そう〜不思議な〜もの〜♪」ですね(笑)。恥ずかしいですね(笑)。

 

一緒に曲作りをしてくれたギターの先輩のお陰で、曲の作り方のコツや要領を覚え始めて、3曲目以降は自分で作り出しました。3曲目の歌詞は「泣いたっていいじゃん〜♪」。わー恥ずかしい(笑)。

 

―初めての曲の「さよならのサイン」から全部ピアノで作ってたんですか?

 

せつこ そのギターの先輩の影響でギターも少しだけかじりました。ギターで作った曲なんかもあります。ピアノも自分で独学でやって、ギターも少しかじって、両方で曲を作っていたんですけど、徐々にピアノにシフトしていきましたね。

 

―作った曲は披露したりしてたんでしょうか?

 

せつこ 3曲目くらいからは人前で演奏する機会があったので披露するようになりました。

 

最初は先輩の手助けとかはあったかと思いますが、3曲目以降は自分で作られているということですよね。曲のコード進行とはどうやって作っていたんですか?

 

せつこ 養成所の授業で習った進行をそのまま使ってみるとか、コード本に載っている進行を借りてつなげるとか、とりあえずは自分でなんとかしてでも作ってみてました。あと、好きなアーティストの曲の進行をまねしてみたりとか。メロディは違うんですけど、そういった曲はやっぱりみんなに受けがいいんですよね(笑)。

 

―色々なコード進行を試し、自分で作る事を自体を覚えようとしていたってことですね。

 

せつこ そうですね。でも色々試してみたけど自分は一番4-5-3-6が好きなんだなってわかりました。それで自分の曲は4-5-3-6が沢山でてきます。Aメロとサビは4-5-3-6で、Bメロは違う進行とかだったり、2小節で4-5-3-6だったり4小節で4-5-3-6だったりと同じ曲でも工夫はしますね。

 

―今現在の活動の曲でも4-5-3-6はベースになっていますか?

 

せつこ 同じのばっかりじゃいけないと思って違う進行も試したんですが、全然メロディが浮かんでこないんです。それで結局4-5-3-6に戻っちゃってます。

 

―きっと自分のサウンドにに合ってるんですね、これで最後になりますが、何か自由に一言ありますか?

 

せつこ 自分を変えたいなとは思ってるんですけど、変えれないって状況を変えるために今本を買ったりして勉強してます。これからもふてこいがーるずとせつこを応援宜しくお願いします!

 

ふてこいがーるず せつこ(写真中央)

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